『第30回 大阪 夏みなと浪曲寄席』
～浪曲ふるさと築港にあの頃の思い出がよみがえる～
平成30年６月１６日（土）
大阪・大阪港駅近く
(株)間口 本社ビル ４階ホール
全席自由
初めて参加の四季イベント。今回は７年目、第30回の節目とのこと。
電話予約開始直ぐに完売という噂を聞き、スタート時間から電話し、３分後に予約完了。かなりラッキー？
ネット地図を見ながら、開場30分以上前に着いたが、既にかなりのお客様が来場。その時点で前方席は諦めた。
会費1000円で、いろいろ入った“お土産袋”付きって不思議な会だこと！？
350席程だが、中央部のかなりの席が｢来賓席｣。主催者企業さんのお得意様ですね。
結局、後ろから数列目に着席。
常連客ばかり……と思いきや、そうでも無い？ 開演中に携帯電話のベルが２箇所で鳴り、私の右隣のお婆ちゃんは｢はい、もしもし｣って出ちゃうし…… 浪曲師が唸っている最中にですよっ。(困)
【天光軒新月】
｢信州墓参 ～ 乃木伝より｣
曲師 : 虹友美
初めて聴かせて頂く浪曲師で、演目も初めて。ちょっぴり笑いもあるが、基本は“お涙頂戴”系。
残念だったのが、マイクが声をちゃんと拾っていない部分があったり、スピーカー調整が悪く、後方スピーカーからの音が半分以上途切れがちだったこと。
【天中軒雲月】
｢中山安兵衛婿入り｣
曲師 : 虹友美
上手い！の一言。友美さんの素晴らしい三味線の音色に乗った、流れるような節回しでグイグイ体が舞台の方に引き寄せられます。
本日も見事な芸に魅せられました！
三原佐知子師匠の代演とはいえ、意外や意外、会場内の会話で、雲月師匠のことを知らない方が結構いらしてビックリ。
～中入り～
【MAY メイ】
バルーン・パフォーマーとして全米大会で2017年から２回連続優勝したという女性。様々なスタイルの風船アートで会場内は大盛り上がり！
【京山幸枝若】
｢祐天吉松 ～ 喧嘩坊主｣
曲師 : 一風亭初月
元スリ→両替商→罪人→坊主に。そして又……という目まぐるしい運命に翻弄される主人公・祐天吉松。
波乱の人生を語り、唸る幸枝若節にたっぷり酔わせて頂きました。
今日も初月姐さんの三味線が素晴らしかった。
雰囲気がちょっと変わるけど、以前の三味線とギター伴奏の時も面白かったなぁ。
次回 “秋” の浪曲寄席は９月15日(土)とのこと。う～ん、日程的に大阪行きは無理だなぁ、残念。
(以上)