再会 | じゃけ通信

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プロスノーボーダー荒巻陽子のブログ
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徒然日記

南三陸へ来ています

このブログでも報告しましたが2年前に南三陸のワカメをおくっていただいたことがありました。
ぜひ1度観にきてくださいね、といわれていたのに
2年も経ってしまいましたが
このわかめは本当に美味しくって
驚いたことは今も記憶と舌に残っています


今回はその約束がやっとかない
ワカメを送っていただいた南三陸歌津の寄木地区というところにある
石田富男さんの漁場の見学をさせていただいたんですが
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その美味しさのわけがよく解りました


今の時期は農業でいうタネまきの手前で


入手した「ワカメのタネ」を一度海になじませておく段階でした
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この「タネ」を今度は小さく切って30センチおきくらいに
このロープに挟んで育てるそうです

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1つが100m×2の長さ!

それを海に放すのだって大変な作業です。


育ったワカメをあの揺れる船の上で刈り取り

このカマを使い、浜で茹でて
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専用の釜で塩をまぶし、一晩置いて
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手で一つ一つ成形して

袋詰めして製品になる
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そのほとんどの行程が手作業であり
重労働であり、
丹精込めて出来上がったもの。

そりゃ、美味しいわけだと、
百聞は一見に如かず。

と肌で感じましたよ。





お話は作業場で聞かせてもらったんですが、
必要なものがキレイに置かれていましたが
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仮設なので
ブレーカーはむき出しで
今も復興途中だということを物語っています。
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津波前は200艘あった船は
津波で流され、
残ったのは5艘だけでしたが、

今は80艘にまでなったそうです。
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ワカメの漁場でながされないように使う重石が積んでありましたが、
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震災直後は、
この中に詰める石もないので
山形から運んで詰めて

その生き残った5艘の船で
来る日も来る日も重石を運び
漁場をつくり直したんだそうです

「いい時にはじめることは簡単だ
1番苦しい時にやればそれをのりこえるだけ
乗り越えられたことは強い」

と石田サンは言います
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石田サンの船は奇跡的に生き残った5艘の船の最後の1艘だったのですが
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お母様はこの地区で唯一見つかっていないんだそうです。

そのお母様への想いを忘れないよう
見つかる迄はヒゲを剃れないとおっしゃっていました
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漁場の見学から帰ると
漁師仲間の方々が
捕れたての海の幸のバーベキューで歓迎してくださいました
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渡り蟹を
焼いて
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塩で茹でて
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蟹剥きなれない私に
剥き方を伝授
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まあ無言になりますね笑


天然穴子の一夜干しの塩焼きも絶品でした
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厳しい海を職場とするだけに

黙ってると怖そうな漁師のおじさま方ですが

獲りたての食材を持ち寄ってくれるあたたかなおもてなしと
また来てくださいね

っと繰り返し言ってくださる優しさに
グッときて
笑顔溢れる最高の時間をいただきました
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石田さんとのご縁をつないでくれた、
震災の直後南三陸を訪れたことで友人になった
和泉サンとも2年ぶりの再会を果たすことができました!!

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彼も出ている、
がれきとラジオという記録映画の試写会ぶりで、
話は尽きませんでした。

復興はこの先何年も何十年も続くんだと
言った三浦さんの言葉が思い出されます。



心はそばにいる、

なんてきれいごとで、
離れた場所にいれば、

電話をかけることですら
ままならないのが現実の私でしたが


北海道の高松華子とそれぞれの地で
雪山のチカラとして
雪の上で私達が南三陸とをつなぐことができそうなアイディアがわいてきました。



またこの詳細については決まり次第
このブログで報告したいと思いますのでその時はまたよろしくお願いします

南三陸トリップのおはなしは、次へ続くチョキ






11月29.30日
12月6.7日


またわたくし達とさらに濃い時間を一緒に過ごしてくれる
スタッフもまだまだ募集しておりますにこちゃん

寮完備
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