先ごろ発売された、望月麻衣さんの最新作にして初の単行本作品を読み終えました📖!
『京都東山邸の小鳥遊先生』
仕事の上では相変わらず忙しくて、ゆっくり書籍と向かいあう時間やエネルギーがなく(これを言い訳という…苦笑)、発売日当日に入手したにもかかわらず「ページ数も多いので、少しづつ読んでいこうかな…」などと思っていたのですが、いざ本を開いたら…あまりの面白さに、気が付いたら最終ページまでイッキ読みしてましたw。
書籍の「帯」に望月さん御自身による『エンタメ作家である私の集大成です!』というコメントがあるのですが、書籍化(+コミカライズ)されている作品全て(の…はず)読んでいる身としては…
「そう仰るのも納得♪」
望月作品に共通する人生観、人や社会との縁、恋愛、仕事に対する姿勢、自分の身に起きた事象の捉え方、前向きな姿勢、京都の魅力…。
ともすると説教くさくなりそうなテーマでもライトに読めるエンタメ性と、ぱっと読んでその情景が思い浮かぶ、美しくてわかりやすい文章…。
ゆっくり書籍と向かいあう時間やエネルギーがない…とぼやいている中で「本を読む元気がない時こそ読んでほしい!」と背中を押されて読んでみた作品は、まさに「笑って泣けて“推せる”」望月さんの今までの集大成的作品!
何かと世知辛いこのご時世、「京都が舞台のあたたかな感動が胸に迫る傑作」を読んで、おおいに笑い、泣き、感動してみませんか・・・?