先週末の休日は息子の課題に付き合って、フィールドワークの助手兼運転手をしてきましたw。
息子に課せられた課題は、池の水質調査。
3か所サンプリングしなければならないのですが、幸いなことに住んでる地域には車で数十分の県内に多種多様な池があるので、この土日でイッキに済ませることになりました。
1か所目:トンボ池
なんだか俗称っぽいですが、トンボの貴重な生息地であることから「トンボ池」と命名されており、この池周辺は「トンボ天国」として保全されています。
木曽川の改修工事などで本流が移ったことにより、小型の河跡湖として残った池なのだそうで、地形学上珍しいものなのだとか。
学校から指定された作業行程を確認しながら水温を図ったり、試薬で反応をみたりしている息子の横で、助手(=僕)の仕事は息子お手製の採水器が倒れないように支えていること…でしたw。
2か所目:三井山公園内「三井池」
隣接市にある公園内にある池。こちらも木曽川の河跡と推測されているもので、今でこそ公園として整備されていますが、それ以前は5倍以上の広さがあったのだとか。
環境保全の観点から人工物を配置していないトンボ池に対し、こちらは公園として整備され池のほとりにテーブルも設置されており調査に使用する採水器や試薬などが安定した場所に置けたため助手の出番、無し。そんなワケで…
採水作業をする息子の後ろ姿を撮影したり…
池の周辺を散策したりしてましたw。
余談ですが、この近くにある堤防に桜が植樹されていて、昨年はカミさんと花見で訪問しています。
3か所目:苧ヶ瀬(おがせ)池
こちらも隣接市にある池なのですが…。
この池は「農業用の灌漑用ため池」としてガッツリ整備されている一方で、「古(いにしえ)より存在し、大蛇や龍神が住んでいる池」とも言われ、周辺住民&自治体からすると信仰の場であり散策ルートであり水源であり観光スポットでもある…という、なかなかにマルチなご活躍をしている池です。
とはいえ、今回の訪問目的はあくまで水質検査なので…
我が息子、淡々と調査開始。
池の周辺が整備されている上に、3回目ともなると調査の要領も掴んでいるため、助手(=僕)の出番は、試薬に水を吸い取りやすくするために採水した器を傾ける作業のみ…。
これで検査数のノルマ達成!レポート作成は「息子よ、ひとりでガンバ!」ですw。
文系の学科を専攻していたので、フィールド・ワークなんてもののにはまったく縁がなかったので、息子の課題をきっかけに、新鮮な経験ができました。
☆余談
アメブロの機能で気が付いたのですが、おととしの6月にも息子と似たようなことやってました。