現地で決めた次なる目的地は「明智城跡」。
NHK大河ドラマ『麒麟がくる』の主人公・明智光秀の出身地と言われている城の跡地です(諸説あり)。
このあたりに「明智」という地名は残っていないのですが、かつてはこのあたり一帯に「明智荘」という荘園が存在し…って、城跡のふもとにあった案内看板の受け売りなんですけどね(笑)。
何はともあれ、この地と明智家…光秀…というのは何等かの縁があったようです。
駐車場がある大手口から…
桔梗坂を登って本丸跡地に向かいます。
花や…
紅葉をめでつつ、歩みを進めると…
大手門に到着。うん。城跡っぽい(笑)。
ここからがいよいよ本番!手元にある観光地図では「ハイキングに最適」なんて書いてあったのですが、なにせここは山城。
写真ではわかりにくいかもですが…
結構な急こう配に、じわじわと体力を奪われます…。
桔梗坂途中にあった「中の丸と切り岸」。築城や縄張りに詳しい方なら、ときめくかも…ですが、ド素人の僕からすると「言われてみれば人工的…?」ってな感じです。
急こう配の山城といっても、標高そのものは高いワケでもないのため十数分で…
本丸跡地に到着。
出迎えてくれたのは、この方!
明智光秀公!
携えているのが刀ではなく、火縄銃!一説によると光秀公は火縄銃の名手だったのだとか。そういえば大河ドラマ「麒麟がくる」でも、火縄銃を携えているシーンが印象的でしたね。
ドラマでも描かれていましたが、斉藤道三 VS 斉藤義龍の親子で美濃の地の覇権を争った「長良川の戦い」で光秀公は斉藤道三側についたため、戦いを制した義龍からの追撃により、この城は落城。光秀公はここから長い放浪生活を送ることになります…。
そのあたりに興味を持った方は『麒麟がくる』をレンタルで御視聴のほど(笑)。
十数分の登山でクタクタになったご褒美が…
展望台からの絶景!
天下取った気分になります(笑)。
爽快な景色を満喫して下山。あの急こう配を下ろうとしたときに目にしたのが、光秀公のメッセージ。
さすが、気遣いの武将♪
急こう配+枯葉に足元をとられないよう気を付けて下山したところで、autumn tour2022は終了。
数時間の旅行でしたが、自然美を満喫しつつ歴史に思いをはせる有意義なひとときでした。