本日は、先月末に入手した1枚から。
INVIOLATE / STEVE VAI
書き下ろしの新作アルバムとしては「THE STORY OF LIGHT」以来、実に10年ぶりになります。
ヴァイのアルバムと言えば、何等かの物語やコンセプトを設定して制作されることが特徴の1つなのですが、このアルバムは、それらの“設定がない”ことが特徴。このあたりのいきさつは、アルバムのライナーノーツや先月リリースされた雑誌のインタビューなどで語られているので割愛。本人の弁に勝るものはありませんからね…(笑)。
そんなこんなで10年ぶりの新作を聴いたワケですが、一聴して「ヴァイだよね」とわかる個性と、還暦(※)過ぎてなお、新しいものを探求するフロンティア・スピリットに溢れた、とんでもなくスゴイ作品でした…。
(※)スティーブ・ヴァイは1960年6月6日生まれ。現在、御年62歳です。
サウンド面での特徴は、これまたヴァイの作品の特徴&魅力であるギターのオーバーダビングが少ないこと。それゆえに、よりダイレクトにヴァイのギターが堪能できる感じもまた、好印象♪
彼のレベルには到底及びませんが、でも同じギターという楽器(ましてや彼のシグネイチャー・モデル)を扱う身としては、おおいに感化される作品でした!
☆余談
本作1曲の「 Teeth of the Hydra」で使用している3本のネックを持つニュー・ギター「ハイドラ」。
これ、ホントどうやって弾いてるんだろ…。ライブ観たいわぁぁ~。