本日は公開反省会最終日。演奏について振り返ってみます。
アリンコ323×α-Project “Weeping Cat”
■演奏について
昨日書いた“表”と“裏”、2つのコンセプトを意識して、
僕は神…ではないし、そう思ったこともありませんが(苦笑)、
これ以降書いていく「振り返り」
前置きが長くなりました。では行きましょう!
◆0:00~0:23
“コール&レスポンス”とも呼ばれる、ボーカルとのかけあいパートで弾いたフレーズのうち、あらかじめ決めていたのは最初の2音だけで、それ以外はアドリブです。…
ここでのこだわりポイントは“ギターの音色”。
◆0:24~0:52
ギター側のボリュームを10(最大値)にあげて6弦の開放弦を鳴らし、その直後にワウをオンにしてソロに突入していきます。
ギター側のボリュームは普段の演奏動画でもいじることが多いのですが、今回は「いかにもいじってます!」ってな感じになってますね…(笑)。
ワウをオンにしているのは0:29あたりなんですけど、僕が使用しているワウ・ペダルはスイッチ・レスなので…
あんなふうに、シレ~ッと、エフェクト・オンできます(笑)。
このセクションの演奏は全編アドリブなんですけど、このあとで演る“
◆0:54~1:04
この曲で一番大変だったのが、
たかも…ってくらい、悩みました。
ここの何が大変だったかといいますと、フレーズ…ではなく、ギター弾きとしての“
というのも、“コール&レスポンス”以降はギターの独壇場だったので、ギター弾きの心理としては、ここからエンディングに向けて更にシフト・
そんな「さぁ、行くぞッ!」ってなときに、
ここでの選択肢は、2つ。
①ヴォ―カリストの表現に寄り添う。= 作曲者の感情表現を支える。
②そんなもん知ったことかッ!と、ソロを弾きまくる。= ギター弾きのエゴをとる。
血気盛んな若い頃なら後者を採用して作曲者と大喧嘩になってると思
そこで、アリンコ323さんのシャウトを聴いてもらいつつ、
楽曲に更なる高揚感を持たせよう…という目論見でシャウトが減衰していくのを待って繰り出しすことにしたのが、0:54でやっている“一音半チョーキング”。
僕の中では「シャウトの減衰をどこまで待てるか?」と「1音半チョーキングをどれだけ艶っぽく演れるか?」が、この曲の出来・
もっとも、先ほど書いたとおり、
その“最重要ポイント”である一音半チョーキング以降は再びアドリブで弾いているのですが“泣きのギター”らしさを求めてヴィブラートやチョーキング・ヴィブラートは普段よりも意識的に強めにかけてます。
◆1:05~1:31
エンディングまでの最終セクションも、アドリブで演奏しているのですが、1:05~1:07の「駆け上がりフレーズ」に関しては2つの理由で反省してます。(ようやく反省会らしくなった…苦笑)
1つは、冒頭で書いたとおりホントは音を詰め込みすぎないように…と思っていたのに、こういうフレーズを弾いちゃったこと。
ここであえてゆったりしたフレーズを弾く心の余裕を持ちたかったなぁ…なんて反省してます。とはいえ、このくらいの詰め込みなら、クラプトンも演ることがあるので、自分の中ではギリ許せる範囲なんですけどね(笑)。
もう1つは、これはもう…思いっきり反省してることなんですけど、駆け上がりフレーズ最後で弾いてる「レ」の音!このタイミングが…なんかダサい(泣)。
この「レ」の音は小節の3拍目の表拍(四分音符)で弾いているんですけど、2拍目の裏拍(八分音符)で弾いほうがスリリングになってたと思うんですよね…。自分の演奏ながら、ここだけは何度聴いても苦笑しちゃいます(苦笑)。
エンディングはアリンコ323さんのバッキングの余韻に浸る感じに仕上げ、最後は一緒にゴールテープを切りましょう♪ってな感じで、バッキングのグリス・ダウンのタイミングに合わせに行きました(笑)。
■録音録画について
録音・録画環境は従来どおり。
余談ですが、この時点で既に“Studio-24B”
撮影テイク数は全部で4テイク。このうち中盤で触れた“
演奏内容的にはどちらも甲乙つけ難いものがあり、いっそ2テイクともアップしようかな…なんてコトも思ったのですが、“絵的”に見比べて、
3日に渡ってお付き合いいただいた公開反省会も、これにて終了!
でも、アリンコ323さんと一緒に演るのって、冷や汗をたくさんかかなくちゃいけなくてタイヘンなんですけど、それ以上に燃えるし楽しいですからね…。ここまできたら…
御題が提供されたら演りますよ、これからも♪
…って、また“M気質”を発動しちゃったナ…(笑)。