振り返り~ アリンコ323×α-Project “ねこじゃらし” 演奏解析(?)編 | jakeのブログ 

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夫・父親・会社員・社労士有資格者・アマチュアミュージシャン・・・

いろんなキャラをこなしながら日々思ったこと・感じたことなんかを書いてみます。

本日は動画アップ2週間後の恒例行事、公開反省会!

 

昨日とんでもない演奏をブログのネタにしてしまったので、「記事にする順番を間違えたナ…」と別の意味でも反省してたりするのですが(苦笑)、そんなこと言ってたらいつまでたっても反省会ができないので、予定通り(?)開催いたします。

 

アリンコ323×α-Project “ねこじゃらし”

 

普段であれば使用ギターとか楽曲のことや使用ギターやセッティングなどをつらつら書いていくのですが、そのあたりは後日「裏話編」としてまとめて書くことにして、今回は演奏内容の解析(?)に特化してみました。1分06秒の間で、それなりに色々考えて演ってんだな~なんて思っていただければ、幸いです。

 

では、まいりましょう。

 

 

◆0:00~0:04 

楽曲導入部のフレーズは、参戦を決めてオケを聴いたときに思い浮かんだフレーズ=あらかじめ考えておいたフレーズ…を弾いています。先行するバッキングの『ダァダッ!』と言う投げかけに対して応える、いわゆる“コール&レスポンス”を意識しました。

 

この4秒間の“コール&レスポンス”を無理やり猫語(?)で表現してみると…

『ダァダッ!』  「ッ!ニャッニィ~?」

『ダァダッ!』  「だからニャンだっばさぁ~?」

…ってな感じですかね(笑)

 

これ以降のフレーズは、バッキングの雰囲気が変わる0:15~で弾く冒頭のフレーズにつなげることを意識して、アドリブで弾いてます。とはいえ、アタマから“攻め”なくりなフレーズを繰り出すと後々息切れしてしまうので、弾きすぎないようにすることは意識してました。

 

余談ですが、いきなり派手なコトをかまさず、まずは様子見ってな感じになったのは「ねこかぶり」を、ちょっとだけ意識してたりします(笑)

 

 

 

◆0:15~0:19 

3弦開放トリル+アームダウンからの3弦・17フレットのハーモニクスを鳴らしてアーム・ヴィブラートをかける…という流れは、あらかじめ考えておいたフレーズです。

 

イントロで「ねこかぶり」したので(笑)、「ここからは好きに演らせてもらいますニャ♪」ってな意思表示も兼ねています(笑)

 

その後、0:26まではアドリブなんですけど、0:21~のチョーキングは和音に合わせてB♭、次の0:23~でBに持っていく…なんて感じでバッキング(和音)との相性は意識してみました。

 

 

 

◆0:26~0:28 

動画のサムネにもなっている右手でネックを握りこんでミュートし、左手のハンマリング&プリングだけで弾くフレーズは、動画初お目見えテクニック その①。

 

本当は同じような流れのフレーズをピッキングで弾くつもりだったのですが(実際に他のテイクではこの部分をピック弾きをしてました)撮影数日前にスティーブ・ヴァイの「KNAPPSACK」を観て、「左手だけで弾くフレーズを取り入れたら面白いかも…」なんて思いまして。

 

とはいえヴァイみたいな方法では弾けないのでオーソドックス(?)に右手でミュートして演ってみました。ノリ一発演ってみたら、どうにかなった…という博打フレーズです(笑)

 

 

 

◆0:31~0:45

テンポが半分になるこの部分は全編アドリブ。雰囲気が異なるパートなので、ピック・アップをフロントに切り替えて音質も変えて、あとは0:46~のフレーズに帰着することを意識して全体的にゆったりとしたフレーズを弾いてみました

 

そうは言いつつも、「このパートは皆さん、同じようなアプローチをしてくるよう気がする…」と思い、一瞬だけ(0:38~)速弾きを入れてみました。天邪鬼なヤツなものですから…(苦笑)

 

 

 

◆0:46~0:53

0:46~ピックによるタッピング・フレーズ~ピック・スクラッチによるトリッキーなフレーズは、動画初お目見えテクニック その② でございます(笑)

 

厳密に言うと、このテクニックは昨年5月にアップした「The Game Is On」のイントロで一瞬だけSE的に使っているのですが、こんなふうにギター・ソロの“フレーズ”に組み込んだのは初めてでアドリブでは使いこなせないだろう…と思い、構成はあらかじめ考えておきました。自分のオリジナル曲ではとても使いにくいテクニックなので、今回のはなかなかにレアな映像になるかもしれません…(笑)

 

 

 

◆0:54~0:58

これは僕の“手癖”フレーズなのですが…。ここでミスを連発し、テイクを重ねるハメに。そのたび「手癖なのに弾けないって…どういうコトだよッ?」と自問自答してました(苦笑)。

 

 

 

◆0:59~エンディング

エンディングで思い描いたイメージは、テンション高くじゃれまくってたのに突然動きを止めて何事もなかったかのような表情をする猫のツンデレ感と、ねこじゃらしに満足して去っていく猫の軽い足どり。

 

「あれだけ派手に弾きまくっといて最後はそれかーいッ!」みたいな僕なりのツンデレ感と(笑)「はしご」を駆け上っていく軽い感じをチュラル・ハーモニクスで表現したら、あんな感じになりました(笑)

 

ナチュラル・ハーモニクスの音って大好きで、これまでもオリジナルの「KI・ZA・SHI」のイントロや「NEO」のギターソロ前、カバーの「上を向いて歩こう」のイントロや「My Favorite Things」のエンディング…と、何気に多様してるテクニックだったりします。

 

 

 

 

ところで、当たり前のようにタイトルやイメージに「ねこ」を登場させていますが、その理由はといいますと…。

 

これは次回“裏話編”のお楽しみ…ということで♪