本日は読み終えた1冊から。
新撰組鎮魂歌 ちるらん(30)
日本史好き…と言っていながら戊辰戦争については「京都」「江戸」「会津」「函館」といった主たる部分しか知らなくて…。この漫画は史実をベースにしたフィクションなので、書いてあること全てを鵜呑みするワケにはいきませんが、色々と勉強させてもらってます(笑)。
「ちるらん」は登場するのは野郎ばっかりだし、信念とか友情とか出会いと別れとか駆け引きとか裏切りとか…。誤解を恐れず書くと僕が読んでいる漫画群の中では圧倒的に暑苦しい感じの漫画なのですが…。
だが、それがいい!…ってこれ、別の漫画のセリフなんですけど…(笑)。
この漫画にある暑苦しさって、僕が大人になっていく過程で手放したものなのかなって思うんですよね…。で、自分は手放しちゃったけど漫画はいえ主人公たちは大人になっても熱いまま人生を突っ走ってる…。そこに対する憧れとかちょっとした嫉妬(笑)が、この漫画を読み続けてる理由のような気がします。
今回一番ゾクッときたのが130~133ページに描かれていたシーン。この4ぺージだけでも、「この漫画をずっと読んできて、よかった~」なんて充実感があります。
この先の人生で、そんな同志に出会うことがあるだろうか…。