4月25日と5月3日の演奏動画で着ていた、この服。
柄の部分をアップにすると…
…!
…!!
実はこの服、“シェフ・シャツ”…とか“コック・コート”といった呼称の“料理人さん用のシャツ”なんです。
…といっても僕の“仕事着”ではないですよ(笑)。
この“シェフ・シャツ”を購入した場所は、オーストラリア・シドニーのキッチン用品店。その証拠に…
『MADE IN AUSTRALIA』と、ちゃんと書いてあります(笑)。
場所だけじゃなく時間もなかなかのもので、オーストラリアに行ったのは新婚旅行のときなので、ナント20年以上前に購入したものなんです(笑)。
何故シドニーでキッチン用品店に入ったのか?といういきさつを書くと長くなるので省きますが、当時はまだバンド活動もそこそこ定期的にやっていたので、「バンドの衣装にしたら面白いかも…」なんて思って買ってきたんです。
ただ、いざこれを着てギターを演奏してみたら袖の部分がデカすぎて演奏にメチャクチャ不向きだった…ということが発覚しまして(苦笑)。コード・ストロークを演ろうとすると袖が弦に触れてしまい、マトモな音にならないんですよね…(泣)。
そんなワケで長年「箪笥の肥やし」になっていたんですけど、自分ひとりで演奏動画をやり始めたときに「楽曲のほとんどをメロディー弾きしている今の音楽スタイルであれば、あの服でも演奏できるんじゃあ…?」なんて思いまして…。
なにより…
「一度でいいから、あの服を着て演奏したい!でもって、それを残したい!」
という演奏動画の本筋から完全に逸れた願望が、ムクムクと湧いてきまして…(苦笑)。
そんな事情であの服で動画撮影に臨み、二十数年越しにようやく購入時の目的を果たすことができた…というワケでございます。
え?実際に着て演奏してみた感想ですか…?
えぇ…。
弾きにくかったですとも(笑)!
でも…
たとえ不合理であっても信念を貫く。それが、ロック!
なんのこっちゃ(笑)。