こちらは今から遡ること16年前に入手した1冊。
社会保険労務士・真島真一郎先生の『平成17年度版【真島の】かんぺき社労士』。
僕が社労士試験の勉強をしていたのは平成16年8月~平成18年8月で、2年とも大原の通信教育制度を利用していたのですが、「手軽に持ち運びできる教材があればいいな…」と思い入手したものです。表紙のカバーがその職務(?)をまっとうしてくれたおかげで綺麗なのであまり使ってないように見えるかもしれませんが(苦笑)、ちゃんと使ってました。
本書が対象としている平成17年度は残念ながら不合格でしたが、平成17年度から18年度は法改正が比較的少なかったですし、悲しいかな懐具合も厳しかったので(苦笑)、『平成成18年版』は購入せずに法改正のフォローを自分でやって(これはこれで勉強になった)、翌年も引き続き使用していた思い出の1冊です。
試験に合格したあとで、勉強で使用していた教材や自筆のサブノート、各種の資料などは大半のものを処分しているのですが…
リンクしたブログ(↑)で触れている大原のテキスト(2年目もの一式)と同様、この『平成17年度版【真島の】かんぺき社労士本』は。まさに“戦友”といった感じの本。
「あそこまでは、やれる!」という、ささやかな自信を思い出させてくれる証でもあるので、今でも手放さずに持っています。
もっとも、これを見ながら酒を呑みつつ当時を懐かしむ…なんてことはしていないです。なんだかんだ格好つけたところで、当時はとても大変だったし、とても辛かったので、これを見ながら酒なんて呑んだ日にゃあ…「あそこまでは、やれる!」というポジティブな感情と「もうヤダッ!ゼッタイ、ヤダッ!」というネガティブな感情のせめぎあいで悪酔いすること、必至。
だいたい、こうしてブログのネタにすると決めて記事を書いている今ですら、その両方を同時に思い出して複雑な気持ちになってるんですから…(苦笑)。
そんなワケで自分の部屋の本棚には意図的に保管しておらず、この本と顔を合わせるのは1年に1回あるかないか…という程度で、顔を合わせても「あ、どうも…。」みたいな感じ(笑)。
絶対に別れたくないけど、でも、積極的に会いたいとも思わない。そんな複雑な関係の“1冊”であり、“戦友”なのです。