連休明けの本日は、アメブロさんのこちらの企画にのっかって。
コナモンで思いつく食べものは?
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コナンの日でもポケモンの日でもなく、コナモンの日。年齢を重ねるとオヤジギャグが増えるってホントなんですね(笑)。
気を取り直して。
由来は想像つくのでさっそく本題に行くと、真っ先に思いつくのは『たこ焼き』です。実際、好きですし。
ここからは超ローカルな話題になるのですが、一番思い出深いたこ焼きは…「大ちゃんたこ焼き」!
「…ナニソレ…?」という目になってる方々の姿が思い浮かびますが(苦笑)、このままローカルな話を進めさせていただくと、この「大ちゃんたこ焼き」は店舗ではなく、移動販売のたこ焼き屋さん。
移動販売と言っても、出来上がったものを売っているのではなく、後部座席トランク部が「たこ焼き」のキッチンになっている軽バンでやってきて、実演販売してくれる…今のキッチン・カーの元祖的な感じってとこでしょうかね。
余談ですが、ウチの裏手は団地なんですけど、多数の集客が見込めるからでしょうね、当時は移動販売が多く来てて、この「大ちゃんたこ焼き」のほかにも、バリエーション豊かな蒸しパンを売っていた「ロバのパン」(ワタクシ、ホントのロバがワゴンを曳いてるのとワゴン販売の両方を知ってるギリギリの世代です)に「焼き鳥屋」(店名を忘れてしまいましたがデカいキャンピング・カーで調理してくれてた)定番の「ラーメン」「焼き芋」「わらび餅」…と色々来てました。
話を「大ちゃんたこ焼き」に戻しまして。
その実演販売中に流れているのが天童よしみさんが歌う「いなかっぺ大将」のテーマ。店の名前がこの漫画の主人公に由来しているのか、あるいは商品名が先に決まっていて、それにあわせてこの曲を選んだのか…?は今となってはわかりませんが、何はともあれ、この曲が流れてきたら(正確にはちゃんとアナウンスも入ってました)「近くに来てる!」とわかるのでその音源に向かっていくわけです。
実演販売なので、出来上がるまではそれなりに時間がかかりましたし、何等かの事情で出遅れるとけっこうな行列になってて「できあがりまで30分待ち」とかありましたし、親戚の寄り合いで食べるから…とけっこうな数をまとめて買ってく人なんかがいたときには、並んだけど最終的に買えなかった…なんてこともありました(おおらかな時代だ…)。
さて、その味は…というと醤油味。具材は主役のタコのほかキャベツに紅ショウガ、天かす、青のり…といった、いたってシンプルでスタンダードなもの(だったはず)で、仕上げに醤油タレをササッと刷毛で塗ってくれるんです。
だから見た目はこのブログのスタンプみたいな感じではなく、そうですね…たこ焼き用鉄板の上で焼かれてる、あの状態のまま。記憶が確かなら、青のりとかかつおぶしなんかも、ふりかけられてなかったと思います。
食感は今主流(?)の外はカリッと中はトロッ…ではなく、イメージ的にはお好み焼きの食感に近くて食べ応えがある食感なんですけど、これが…まぁ…とにかく美味いッ!
焼きたては言わずもがなですが、しっかり味付けしてあるので、ある程度時間が経って湿気でヘタって食感的イマイチな状態になっても、味は変わらず美味くて、僕は何気にそのヘタった大ちゃんたこ焼きも好きでした(笑)。
そんな「大ちゃんたこ焼き」がスタンダードで過ごしてきたので、後に中がトロ…タイプのたこ焼きをはじめて食べたときは衝撃的でした…「何コレ?生焼け?…でも、不思議と美味い…」って(笑)。
あと、ソース+マヨネーズ+かつおぶし…なんてのは、すごく豪華に見えたんですけど「邪道なたこ焼き」だと思ってて(笑)、頑なに「たこ焼きは醤油じゃなきゃ!」なんてことを宣って周囲から冷笑の対象になってましたねぇ…(苦笑)。
さて、この大ちゃんたこ焼き。記憶している限りでは、最後に買ったのは大学生の頃で、今は…、わかりません。
僕が子どもの頃にきていたお店の方が今なお現役というのは考えにくく、ひょっとすると後継者の方がいて、今も続けておられるかもしれませんが、少なくともウチの近所に「いなかっぺ大将のテーマ」が流れてきたことは、ここ十数年ない…はずです。
今は「来る“たこ焼き”は拒まず!」ですけど(笑)、もし「大ちゃんたこ焼き」が当時の味のまま目の前に現れたら…「やっぱり、たこ焼きはこうじゃなくちゃッ!」なんて間違いなく言うだろうな。
ちなみに本日は、きれいなたこ焼きのような満月です…って、これは流石にこじつけが過ぎましたね(笑)。