入村までの待ち時間を考えたら昼食も混雑するのは必至!ってなことで、なにはともあれ昼食をとることに。
せっかくなので「るろ剣」企画のオリジナル・メニューを食べようということで、なごや庵のこちらをチョイス。
スリはもうやめだ「明神弥彦のスリおろし牛カツ丼」。
弥彦が剣心達と出会いにより改心し、スリから足を洗う決意を固めたシーン&セリフをピックアップしたようです。目のつけどころがなかなかにマニアックです(笑)。
ご覧の通り見た目こそこってりしている感じですが、大根おろしとポン酢ベース(だと思う)のタレのおかげで、とてもさっぱりした味わい。牛カツもやわらかくてとても、美味でした。
腹ごしらえが済んだところで、村内散策開始。とはいえ敷地も広大だし見どころもたくさんあるので、下調べ等で気になった建物を中心に見てまわることにしました。
こちらは医学者・北里柴三郎が設立した「北里研究所本館」。完全文系の僕ですが、この名前はさすがに知ってます(笑)。
ちなみにこちらの建物、僕は視聴してないためどのシーンで使われていたのかまで言及できないのですが、テレビ・ドラマ「天皇の料理番」のロケに使用されたのだとか。
ここに限らず、明治村は その保有する建物や村内の雰囲気から映画・ドラマ等のロケに使われることも多いため、“ロケ地めぐり”を楽しむ方もいるようです。
こちらは2階の実験室の写真。風格や歴史を感じますね…。
建物内には北里柴三郎の業績や彼らが使用した実験器具等の展示があるのですが、これがなかなかに見応え・読み応えがあるボリュームでした。
ところで明治村に移設された北里研究所の建物は、この本館だけではなく…
明治村の北門からしばらく行ったところ(うしろに見える「帝国ホテル中央玄関」の近くです)にある、このインフォメーションの建物は北里研究所の守衛室だった建物なのだとか(写真中央あたりにある銅色のプレートに説明が書いてありました)。そう言われてみれば、作りや色あいが本館にそっくりですね…。
この他にも「ひっそり建っている・置いてあるけど、実は…」というものが明治村内にはたくさんあるので、そんな“ひっそりさん”を見つけるなんて回り方をしてみても楽しいかも。
(続く)