ジョニーウォーカーを見ると、必ず思い出すのが、学生時代に好んで読んでいた故・景山民夫さんの小説「トラブル・バスター」。
テレビ業界の裏部隊で発生する大小さまざまなトラブルを解決することを生業とする主人公“宇賀神邦彦”の活躍を描いたハードボイルド小説で、写真にある短編集2冊に長編2作と、景山さんの小説の中では数少ない(…唯一かも?)シリーズものです。
その主人公が、友人である放送作家に頼み事をするときに報酬として提示したのがジョニーウォーカーの赤2本。
最終的にジョニーウォーカーの赤1本+ジョニーウォーカーの黒1本という組み合わせで二人は合意。
いい歳のオッサン(なんです)が、報酬として提示するのが「次の仕事」や「金銭」ではなく「ウィスキー」で、とても慎ましい交渉をしているコミカルさがとても印象的で、あれから二十年以上経った今でもジョニーウォーカーを見ると、この小説のことを思い出します。
ジョニ赤をちびちびやりながら、久々に読んでみようかな。
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