本日も、GW期間中に読んだ本から。
2019年特有の“平成”→“令和”の10連休。たしかに“休み”も満喫しましたが、連休後に頭がすぐ仕事モードになるよう、連休後半は読書の時間を意識的にとってみました。
岩崎裕美子:著・「ほとんどの社員が17時に帰る売上10年連続右肩上がりの会社」」。本年4月に施行された「“働き方改革”関連改革法」に対応するために何かヒントになれば…と思い購入した1冊です。
まずもって本書に好感が持てたのは、ありがちな「飾りっ気」や「格好つけ」がないこと。著者の岩崎さんは経営者なので、普通に考えれば「私はコレで成功しました!」といったプラス要素ばかり列挙しそうなものですが、この本には生々しい失敗談も、しっかり書いてあります。
普通に考えれれば、自らの施策の失敗を書籍さらすなんてことはしたくないはず。実際、過去に読んだ経営者が著した“働き方”に関する本で本書のように失敗談を生々しく告白している本はありそうでなく(誤解を恐れずに書けば、男性経営者の著作では皆無に等しい…苦笑)、僕の感覚としては「よくぞここまでリアルに描いてくれたもんだ」と、著者の真摯さに感動しました。
綺麗ごとではなく、会社における「働き方」を変えるとはどういうことなのか?を、リアルに体感できる良書だと思います。
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ほとんどの社員が17時に帰る10年連続右肩上がりの会社
1,598円
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