ここ数日の和楽器バンド三昧(笑)に飛び込んできた1枚!
エリック・クラプトン久々のスタジオ・レコーディング・アルバムは、なんとクリスマス・ソング集。サンタが来たりてギター弾く…(笑)。
とはいえ、この人の手にかかれば、良くも悪くも(?)『何を演ってもクラプトン』と言いますか…「あぁ、クラプトンの声とギターだ…」という安心感があります。
個人的には『何を演ってもクラプトン』の典型例とも思える1曲目の「ホワイト・クリスマス」がお気に入り。
また、本作プロデュサーのサイモン・クライミーと初めて手を組んだアルバム“リーテイル・セラピー”の雰囲気を彷彿とさせるのが「ジングル・ベル」。初めてきいたときにこそ「この曲のそこでマイナー・コードに行くか?」と問題作のように感じていたのですが(苦笑)、今ではその思い切ったアレンジもクラプトンらしいな…と、これまたお気に入りの1曲になっています。
ブルージーなアレンジが多いので賑やかなクリスマス・パーティーのBGMには合わなさそうですが、喧噪から離れてウィスキーなぞ傾けつつ、静かにゆったり過ごす冬の晩に最適な、格好いい大人の“ロック・アルバム”だと思います。
ちなみに、朴訥としたジャケットのイラストは、クラプトン画伯によるものだそうです。
![]() |
HAPPY XMAS
1,475円
Amazon |
![]() |
ハッピー・クリスマス
2,805円
Amazon |
![]() |
リーテイル・セラピー
791円
Amazon |
そういえば。クラプトンのドキュメンタリー映画が封切りされました。観に行かねば!