先日、トレモロ・アームを新調した(なんて浮かれていた頃が、今となってはツラい思い出…)ついでというワケではないですが、イントネーション・アダプター EJK1000 も購入しました。
ギターを弾かない方はもとより、エレキ・ギターを弾いている方でも、ロック式トレモロを搭載しているギターを使ってる人じゃないと「ナンだ?コレ?」というアイテムかと思いますが、ギターのオクターブ・ピッチ調整(※1)のときに使用するものです。
箱から出してみました。Ibanezオリジナル・トレモロ・ブリッジ専用に設計されたもので、他のロック式ユニットでは使えないようです。
イントネーション・アダプターって、JEMを入手した頃(…二十数年前)にはレギュラー製品として出ていたのですが、一時期製品ラインナップからはずれていたような…記憶があります。
当時の製品はもっと華奢な感じだったので、しばらく見ない間にずいぶんご立派になられましたね…(笑)。
使い方は、こんな感じです。
本体のツメをサドルとファイン・チューナーの2か所に取り付けることでサドルが固定され、弦を張ったまま緩めることなくイントネーションを調節することができます。
「なんだ、それだけのコトか…」と思われるかもしれませんが、ユーザーからすると、この “弦を張ったまま緩めることなくイントネーションを調節することができる” というのは、とても画期的なことなのですッ!
オクターブ・ピッチ調整って、実際のところ頻繁にやる作業ではないのですが(※2)、たまにしかやらない作業だからこそ、なるべく手間をかけたくないというのが、偽らざる本音。
これならストレスなく調整できそうなので、さっそく今週末に試してみようと思います。
※1 オクターブ・ピッチ調整
ギターのローフレットとハイフレットのバランス調整でイントネーション調整と呼ばれることもあります。ギターの場合、開放弦(押弦しない状態)の1オクターブ上の音は12フレット上になるのですが、このバランス調整をしないと、ハイフレット(12フレット以降)で弾く音程が正しい音程とズレるという現象(やや乱暴に表現すれば、特定の弦をローフレットから順番に弾いていったとき、高い音になればなるほど“音痴”になる…といった感じでしょうか)が生じます。
※2 頻繁にやるものではない
基本的には一度合わせてしまえば、滅多なことでは狂わない…とされています。ただ、弦のゲージ(太さ)を変えた場合は必ず調整する必要がありますし、調整したからといって「まったく狂わない」ワケでもないので、頻繁に調整することを推奨している方もいます。
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【 α-Project Live Information 】
さんぽ de 野外ライブ to スペシャルライブ
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調整の結果はいかに?