Ibanez UTA20 (トレモロ・アーム) | jakeのブログ 

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我が愛機、“Ibanez JEM-77FP”のトレモロ・アームを標準仕様モデルから、同社のUTA20に変えてみました。

 

実際のところ、これまで20年以上使ってきた“標準仕様品”のトレモロ・アームには何の不満はなく、「周囲が使っていなさそうなものを使ってみたい!」という、おおよそ本筋から離れた いやらし~い精神で(笑)、入手してみました。

 

パッケージから取り出したときの第一印象は…「太ッ!軽ッ!」。標準仕様のものと比較するために2本並べてみると、こんな感じ。

 

写真左が“標準仕様品”で、右が今回購入した“UTA20”。

御覧のとおり“UTA20”の方が太いのですが、本体がカーボン・グラファイト製のため、とても軽い。ちなみに、それぞれの直径は“標準仕様品”が5mmで“UTA20”は8mm。

 

ギターに装着した状態で比べると、こんな感じ。

↑ こちらが“標準仕様品”で…

 

↑ こちらが“UTA20”。実際に装着してみると存在感が凄いですが(笑)、肝心なのはトレモロ・アームとしての使い勝手!

 

 

 

メーカーのHPにある製品説明によると…

 

“Joe Satriani や Steve Vaiらも愛用する、軽量かつ耐久性に富むカーボングラファイト製のアームグリップ。その軽さと握りやすい 太めのグリップにより、繊細なアーム操作を可能にします。”

 

とのことだったのですが、僕の第一印象は「おッ!変わった・ ・ ・ ような気がする…かなぁ…」という程度(苦笑)。正直なところ、見た目ほどのインパクトは感じらず「やっぱ、本筋から離れた いやらし~い精神で選んじゃダメだな…。無駄な投資したかも…」なんて思いました。

 

最初は。

 

ところがトレモロ・アームを使ったフレーズを色々試していくうちに、この太めのグリップのおかげで、自分がイメージしてる通りストレスなくトレモロ・ユニットを操作していることに気が付きました。

 

そこで試しに“標準仕様品”のトレモロ・アームに戻してみたのですが、20数年使用して慣れているはずなのに“UTA-20”と同じ感覚で操作できない…。

 

で、ようやく「コレ、やっぱ凄いわッ!」と実感できました。

 

 

この太さを“標準仕様品”と同じ材質で再現したら、トレモロ・アーム自体が、かなりの重量になるはず。だから軽量かつ強度のあるカーボン・グラファイト製を採用したんですね…。って、気付くの遅ッ(苦笑)

 

強いて難点を挙げれば、トレモロ・アームのトルクがきつく感じるのですが、だたこれは、馴染んでくるだろうと思います。

 

手元に届いて1週間ほど経過した今となっては、これじゃないと困るくらいの感覚になっており、「無駄な投資したかも…」なんて思ってたのがウソみたい(笑)

 

型番の“UTM”はUltralite Tremolo Armを略したものだと思われますがUltralite(究極・最高)と言われるに相応しい、凄いアイテムでした。

そうじゃなきゃ Joe Satriani や Steve Vai といった一流どころが、自らのモデルに採用しないですよね(笑)