本日は、徒然なるままに、我が煙の思い出なぞ。
最近は喫煙者の方がとにかく肩身の狭い御時勢。
僕は基本的に喫煙者ではないので、そんな御時勢から益を得ている側になると思いますが、場合によっては苦しむ側になっていた身です。
と言うのも、20代の頃は喫煙者でへヴィー・スモーカーとまでは行かないまでも、外出時には仮に財布を忘れることがあっても(苦笑)煙草は忘れることはありませんでした。
吸っていた銘柄は…。
基本的に、音楽を除いて浮気性ではない私ですが(少なくとも夫婦関係においては浮気は絶対ないと断言できます)、煙草の銘柄については、ずいぶん浮気していました。
人生で最初に吸ったのは外国煙草。父親がハワイ旅行の御土産でくれたもので、ブランド名はわかりません。
当時の僕は「あぶない刑事」「リーサルウェポン」などに出てくる喫煙シーンの格好よさから、煙草への憧れはあったものの、実際には吸っていなかったので、なぜ父が土産としてくれたのは今もって疑問ではありますが…(笑)。
そんな感じだったので最初の煙草は、“喫煙”というよりも“含煙”。「煙っていればよし」ってな感じだったので、習慣に至ることはありませんでした。
本当の意味で“喫煙”という行為を覚えたのは、大学に入学して「バー」でバイトするようになってから。
バイト帰りの深夜に、むしょうに煙草を吸いたくなって買ったときが最初で、その記念すべき(?)第1弾銘柄はフロンティア。
これを選んだ理由は、高校時代に見ていたテレビドラマ「キツイ奴ら」に玉置浩二さんとW主演していた小林薫さんが、CMに起用されていたから…というミーハーなもの。
今となっては味は全く覚えていませんが、本当の意味で「喫煙する」を覚えたのがこの煙草なので、銘柄だけは今でもしっかり覚えています。
ただ、その翌日からは積極的に吸いたいという気になれず、すべて吸いきる前に捨ててしまったので、ここでも習慣にまでは至らず。
それから数ヵ月後くらいでしょうか…。大学生になり周囲に喫煙者が増えたこともあって、また煙草への興味が湧いたため次に買ってみた煙草が、サムタイム・ミアス。
選んだ理由は大好きだった安全地帯の楽曲がCMに起用されていた(「月に濡れたふたり」「微笑みに乾杯」が使われてましたし、たしか玉置さんも出演し
てたはず)という、これまたはなはだミーハーなもの。
当時は「メンソール」が何なのか知らず(サムタイム・ミアスはメンソール入りの煙草でした)、「なんだ、このヘンな味は…?」ってな感じで、これまた1箱消費できずポイ!で、習慣には至らず。
あれ…。
思いのほか長くなったので、本日はここまで。
(続く)