読み終えた1冊から。
先に書いておきます。今回はdark-jake出現です(苦笑)。辛辣な表現が多々出てきますので、著者に賛同している方や、毒気のある文章が嫌いな方は、ここから先、絶対に読まないでください!
よろしいでしょうか…?
ホント、この先を読んで大丈夫ですね…?
では…。
いきますッ!
買って心底後悔する本って数年に1冊あるかないか…なのですが、その数年に1冊の本に出会ってしまった…というのが正直な感想。
大学入試制度が2020年に変わるのですが、ウチの息子が大学受験をするのがまさにその年なので、親としては新制度の情報やその対策がとても気になるところ。
そんなときに見つけたのがこの本。表紙を見て、新しい大学入試制度に対する不安を少しでも払拭できるかも…と思い購入したのですが、これが思いっきり期待はずれでした。
まず新しい大学入試制度に関する説明は、驚くほど情報量が少ない。それを誤魔化すためなのか、わざわざ難解な表現にして無理やり文章を増やしたような印象があります。
正直、この時点でげんなりしてしまい読むのをやめようと思ったのですが、帯にある「傾向と対策と合格への学び方」は、この先に書いてあるはずだし、まがりなりにも投資してるし(苦笑)ってことで、気合を入れなおして読み進めてみたのですが…。
第2章以降も、小難しい言葉やカタカタ英語を「このくらいは当然知ってるよね?」ってな感じで乱発した独りよがりの高飛車な文章に、ホントに教育者が書いたのか?と疑いたくなるような独りよがりな主張、自分たちの学校や団体がいかに優れているかを自慢気に語るエピソードのオンパレードでうんざり。
新制度の試験や次期教育改革に対する不安が払拭されるどころか、ひたすら嫌悪しか感じませんでした。
どうやら僕には、まったく御縁がない1冊だったようです。
ちなみに、先日、高校の履修説明会の際にベネッセが出している、この冊子をもらったのですが…
お金出して買った本書より、こちらの数ページの無料冊子の方がはるかにわかりやすくイメージしやすい。こっちを熟読したほうが、よほどためになりました。(ベネッセに特段の思い入れはありません。念のため。)