京都寺町三条のホームズ⑨ / 望月麻衣 | jakeのブログ 

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いろんなキャラをこなしながら日々思ったこと・感じたことなんかを書いてみます。

本日も、読み終えた1冊から。

望月麻衣さんの「京都寺町三条のホームズ」第9巻。コミックス版と同じ時期に購入&読了しているので、既にブログに書いていると思い込んでいました(苦笑)。

 

さておき。

 

主人公二人の関係性や本作の特徴でもある骨董に絡んだ話に加え、少年時代の回顧録、関西の老舗遊園地を舞台にした大掛かりなイベントでの事件など、バラエティに富んだ物語が楽しめる1冊。今回登場するサブ・キャラクター達も個性豊かで面白かった。

 

これは本作に限らない話なのですが、望月さんの作品って、主人公はもちろんのこと、サブ・キャラクターの個性や役割の設定が(実際に書かれていなくても)詳細にしてあるなって印象があります。

 

「京都寺町…」には数話に渡って出てくるレギュラーのサブ・キャラ(国語的にはちょっと変な表現?)が何人かいるのですが、彼ら・彼女らはどの物語で登場しても、最初にイメージしたままだし、そのキャラが持つ新たな魅力が出てきても、それまでの描写からすれば納得させられる感じで、違和感がないのです。

 

この9巻でもそんな魅力的なレギュラー・サブ・キャラクターが大活躍して、それぞれの物語を大いに盛り上げてくれています。

 

9巻にちりばめられたエピソードや、プロローグからすると、次回作では、またまた主人公二人の関係性や物語が大きく動く様子。

 

発売が楽しみです!