YouTubeにオリジナル曲をアップしました。 | jakeのブログ 

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夫・父親・会社員・社労士有資格者・アマチュアミュージシャン・・・

いろんなキャラをこなしながら日々思ったこと・感じたことなんかを書いてみます。

公開第12弾作品。本作の公開をもって、2016年初頭に掲げた「毎月1曲、“YouTube”でオリジナル曲を公開する!」という目標をクリアできました!

 

『KA・E・RI・MI・CHI』

 

作ったのは今から二十数年前で『龍舞』や『TA・A・SO・BI・U・TA』と同じ時期。日本とフランスの交流を図る団体に所属している知人からの依頼で、その団体が制作した日仏両国の小学生が互いの学校生活を紹介するという企画CD用のB.G.M用に作ったものです。この企画CDが配布された範囲はそんなに広くないようでしたが、それでも「自分が行ったことがない国に自分の作った曲が渡って聴いてもらえる」ことに、当時はいたく感動しました。

 

さておき。

 

リコーダー・足踏みオルガンといった懐かしい雰囲気の音色をメインに据えているのは、小学校の学校生活を紹介するCDなので“小学校で使用する楽器をメインにして曲を作れないか…?”なんて思ったことから。

また、他のパートについても“小学校で使用する楽器”…例えばメロディーや伴奏はリコーダーや鍵盤ハーモニカのアンサンブルを、リズムは「大太鼓」「小太鼓」「鈴」「トライアングル」などのパーカッションで構成し、なおかつ各パートのメロディー・パターンを極力シンプルなものにして、あわよくば「実際に小学校にある楽器を使って小学生だけで演奏できます!」なんて感じにしようと思っていたのですが…。

作曲を進めるうちにバンド音楽出身の血が騒ぎ、楽曲を支えるベース・サウンドがどうしても欲しくなり、ベースを入れたらドラムが欲しくなり、リズム・セクションが仕上がってくると楽曲を包み込むようなサウンドとしてストリングスやブラスが欲しくなり…と、気が付いてみれば当初の思いはどこへやら…ってな感じの編成に。「これは小学生+バンド経験がある先生のサポートで演奏できる…はず…」というオチで自身の中で折り合いをつけ(苦笑)、どうにか完成させることができました。

 

 

 

今回の公開にあたっては、全パートを再入力。これは当時のデータが企画CDに提供する前の初期段階のものしか残っていなかったことによるのですが、当時のデータを聴くと“小学校で使用する楽器をメインに…”と“小学生+バンド経験がある先生のサポート…”との間を行き来していた苦悩が垣間見えます。

今回は最初から“小学校で使用する楽器にこだわらない!”と決めていたのですが“小学校で使用する楽器を…”という思いも捨てきれず、結局のところ当時と同じ悩みに陥って苦労したのですが、当時の「この曲が海外に行くんだ…(小規模でも事実には違いない)」というワクワク感を思い出しながら、楽しく制作できました。

 

本年最後の1曲、ぜひお聴きください。

 

 

☆映像作品には『【フリーフォト、無料写真素材サイト】写真素材 足成』にアップされていた作品を使用させていただきました。この場を借りて御礼申し上げます。