以前から気になっていたマンガをまとめて購入しました。
『僕はビートルズ』(全10巻)。
この物語の登場人物は、「ビートルズ」への熱烈な愛情が高じて、完コピ・バンドをやっている4人組。偶発的かつ奇跡的なアクシデントによって「ビートルズ」がデビューする前の時代にタイム・スリップしてしまった彼らは、はたしてどんな音楽を志すのか…?
題材が題材なだけに少々マニアックなネタも出てくるのですが(※)、そういったマニアックな要素よりも「大好きだからこそ」発生してしまう両極端な考え方・行動から発生する衝突や、その道を選択したゆえの喜びや苦悩、葛藤といったドラマが面白くて、気がつけば全10巻をイッキ読みしてしまいました。(※)物語に登場してくる少々マニアックなネタについては巻末でちゃんとフォローされているので、音楽・あるいはビートルズに関する知識がなくても楽しめます。
タイム・スリップ作品なので、現実的に物語のシチュエーションが僕の身に起こるなんてことは在り得ないのですが、もし僕が同じ立場だったら…。
彼らと同じ選択は、たぶん“しない”だろうなぁ…。
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☆これを機に、久々にビートルズのアルバムを聴いたのですが、その偉大さにあらためて感動してしまいました。