シャーロック・ホームズ秘宝館　／　北原尚彦

こちらも先月読んだホームズ関連本。

ホームズ作品の研究はもとより、そのパスティーシュ作品も積極的に手掛けておられる北原尚彦さんの『シャーロック・ホームズ秘宝館』。

研究家・パスティーシュ作家が集めた古今東西にある様々なホームズ関連本（一部ゲームを含む）の紹介なので、マニアックなものが多いんだろうな…とは思っていましたが、正統派の本から、「いや、それホームズじゃなくなってるし…」なんて設定の漫画やゲーム、果ては「ホームズと腰痛」なんて想像を超えたコラボ（？）本…とまあ、よくぞそんなの見つけましたね…なんて感じのネタが満載の１冊ですが、近所の気さくなおじさんが「この前さあ…こんなの見つけたんだよね～」なんて雰囲気の文体なので、とても読みやすかったです。