我が愛機、Ibanez JEM-77FPのトレモロ・ユニット『Lo-ProEDGE』に取り付ける“トレモロ・アーム”用のテフロン・ワッシャ。
↑トレモロ・ユニットにトレモロ・アームを取り付ける方法は『差し込む』だけという、ごくシンプルなもの。今回購入したテフロンワッシャは、このアームの強さ(アームの位置の保持力)を調節するためのもので、僕は2個とも取り付けています。
サイズは数ミリ程度の部品なのですが、このパーツの有無や劣化(磨耗)は、演奏時の“使用感”に大きく影響するので、あなどれないものがあります。
☆余談
僕が所有する“JEM-77FP”に取り付けられているトレモロ・ユニットは『Lo-Pro EDGE』ですが、
現行(2016年1月時点)のJEMシリーズには同社の『EDGE』が取り付けられています。
“JEM”はスティーブ・ヴァイのシグネイチャー・モデルなので(基本的には)本人と同仕様のモデルが市販されているのですが、ヴァイはトレモロ・ユニットに関しては『EDGE』の方が好みのようで、『Lo-Pro EDGE』を搭載していたギターでも、わざわざ『EDGE』に付け替えて使用していたため(ライブ映像作品等で確認できます)、市販モデルは『Lo-Pro EDGE』だけど本人使用モデルは『EDGE』という時期がしばらく続いていました。
市販モデルにも『EDGE』を搭載するようになったのは、ここ数年のうちだったと記憶しているのですが、シグネイチャーモデル=本人と同仕様という本来のスタンスを守るためなのかな…。
余談ですが、ヴァイの師匠であるジョー・サトリアーニも『EDGE』を愛用しており、同じように“市販モデルは『Lo-Pro EDGE』だけど本人使用モデルは『EDGE』”という時期を経て、現在は市販モデルにも『EDGE』を搭載しています。
両者のシグネイチャー・モデルではないものの、楽器店に勤務していた頃に『EDGE』搭載モデルも弾いたことがるのですが、僕の好みは『Lo-Pro EDGE』。ファインチューナー部がフラットで右手のミュートを干渉しないところが気に入っています。