映画予告編音楽制作集団「TWO STEPS FROM HELL」のアルバム『LEGACY』。封入されたライナーによると、映画の予告編制作の時点でサウンド・トラックが仕上がっているケースは少ないとのこと。そこで登場するのが“予告編専用”の楽曲を制作する彼らのような存在で、「TWO STEPS FROM HELL」はその中でも絶大な人気を誇る集団だそうです。
なるほど。そういうのに特化したユニットもあるんだ…。
さておき。
これは本作がベスト盤だから…なのか、楽曲の展開が似ているため油断して聴いていると、どれも同じ楽曲に聴こえてくる…なんてこともあるのですが(^^;)、2~3分という限られた時間の中でその映画の魅力を伝える映像に負けないよう、楽曲のほうも導入部からボルテージが高いか、楽曲のピークまでイッキにもっていくような展開を持つ楽曲が多いため第一印象がとにかく強烈!
一聴してジャケットのような映像や「○年○月公開!」なんて文字がアタマに浮かんでくるようで、「そりゃ、このユニットに音楽制作を依頼したくなるわな…」なんて思いました。
ヴィレッジ・ヴァンガードが展開する音楽コーナーって、こういう面白い発見があるから、好きです(^^)。
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※打ち込みによる壮大なオーケストレーションも、アレンジ時をするときの良い勉強素材になりそうです(^^)。