VOX MINI5 Rhythm 雑感 | jakeのブログ 

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夫・父親・会社員・社労士有資格者・アマチュアミュージシャン・・・

いろんなキャラをこなしながら日々思ったこと・感じたことなんかを書いてみます。

先日購入したVOXのミニアンプ“MINI5 Rhythm”を、ここ数年続けている出張レッスン(僕が教える側)で使用してみました。

 


以下、その雑感なぞ。

■ボリュームについて
生徒さんのご自宅での使用のため他のご家族の迷惑にならないよう、一番小さい出力0.1Wで使用したのですが、ボリュームつまみを(時計でいうと)9時~10時あたりにした状態で生徒さんのアコギの音量と同じくらいか、気持ち音量的に負けるかな…という程度。0.1Wでもここまで鳴るんだ…というのが正直な感想。

 

 

 

 

屋外や簡易PAを組んだときのモニターとしてどのくらい活用できるか…?を何かの機会にチェックする必要がありますが、練習用アンプとしては十分すぎるくらいの音量だということだけは、はっきりわかりました(^^)。


■ギターアンプについて
購入時にいろいろ遊んだときにも感じましたが、「このサイズでここまでやるか!」という感じで書くサウンド・バリエーションが豊富非常。レッスンで使用してみて、あらためてそのクオリティの高さに感動しました。

 

個人的にはクリーンは“BTQ CLEAN”、ドライブは“UK '90s”が“US HIGAIN”が僕好み。

 

音質のコントローラーは“GAIN”と“TONE”のみですが、どちらも可変幅が広いし、好みのサウンドを直感的に作れるな…という印象があります。


■ギター用エフェクターについて
8種類のエフェクターのうち、コンプ/コーラス/ディレイの3種類を使用してみましたが、若干デフォルメ化された印象はあるものの、しっかり“効いて”くれます。コンプなんか油断すると効きすぎるくらい(^^;)。

 

コントロール・ノブでエフェクターの選択とその効き具合を調整するというごくシンプルなコントローラーですが、これまた直感的に使うには充分ですし、ディレイでタップ・スイッチが使えるのはとても便利です。


■AUX IN について
レッスンで使用するオケを入力したYAMAHA:QY-700を接続して使用。アンプのパネル部からそうだとは思っていましたが(ちなみに中古で購入しているので取扱説明書はついていませんでした)、AUX INで入力する機器の音量は出力側(この場合YAMAHA:QY-700)で調整する仕組み。


もっとも、他メーカーの練習用アンプについているAUX INも同様の仕組みのものが多いですし、接続機器にボリューム・コントロールがついていれば問題ないので、たいして苦には、なりませんが…。


■AUX INソースの音質について
中域が前面に出てきて高域がやや抜けてこない印象でしたが、これはギターアンプのセッティング(アンプの“トーン”コントロールで、ハイを抑え目にしていた)や、打ち込み時のバランス(ハイハットが聴きにくかったのですが、ハイハットのベロシティーを低く設定して入力していた)に原因があるようにも思われるので、今後の研究課題といったところ。

 


もっとも、楽器店に勤務していた頃にギターアンプでキーボードを鳴らしたことがあるのですが、同様に中域が目立ち高域が出てこない感じでしたし、家で使用しているモニターアンプのような音質をギターアンプに求めること自体無理があることは承知しているので(そもそも鳴らす音域も用途も違うのですから)、過度な期待はしておらず、「こんな感じかな…」という許容範囲内ではあります。

 


アンプ・モデルのセレクトにキーボード等の接続用に「LINE」があり、その場合はアンプの“GAIN”が“LOW”のコントローラーに、“TONE”が“HIGH”のコントローラーに切り替わるようなので、こちらを使用すれば、高域もしっかり再生してくれるのかもしれないので、こちらも今後の研究課題。


■リズム機能について
レッスンの課題曲が3拍子だったためメトロノームを使用。テンポを数値で管理することはできませんが、これまた直感的に扱うのであれば充分という印象。また、こちらは音量を単独でコントロールできるので、レッスン時には例えばガイドで弾く自分のギターを小さくしリズムを大きく出す…なんてこともできて重宝しました(^^)。

 


8ビート・16ビート・ロック…と11のジャンル×それぞれに9つのバリエーションとパターンが豊富な点も、レッスンや自宅でちょいと遊ぶには便利だし、音質面も価格を考えれば上出来だと思います。もっとも僕の場合は、シーケンサーでオケが作れるので、この機能の出番は…少ないかも(^^;)。


■電源について
当日はアダプターを使用したので、使用時間の制限なし。前述したとおり中古で購入しているため、自宅で動作チェックをした時に電池駆動させてみましたが、何ら問題なし。ただ、電池駆動時の使用可能時間までは未チェック。HPのスペック上では0.1w使用で最大19.5時間使用できるとのことですが、19.5時間実際に演奏してチェックは…する気になれないです(^^;)。なにより電池で何時間も使用する状況は…現時点では思いつかないので、未チェックのままでいいかな…と。

 

 


ちなみに、電池ボックスはバック・パネル内にあるのですが、そのバック・パネルにはマジックテープで固定できる“フタ”がついているため、運搬時にはアダプターやはずした電池を収納しておくこともできて便利。

 


持ち運びできるアンプなので、こういう配慮はうれしいポイント(^^)。


■実戦使用を終えて…
正直なところ…想像以上!VOX様、参りましたって感じです。

 

 

 

若かりし頃(これが普通に使えるようになってきた…^^;)に見聞きした携帯型の練習用アンプって、なんかこう…「一生懸命がんばってます!」感があって、よくも悪くも「ま、それなりだな…」なんて思っていたのですが、このアンプについては、「それなり」なんて表現は恐れ多くて使えないですね…。いやはや、スゴい時代になったもんだ…。

 

これは、入手してホントに大正解でした(^^)。

 

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☆アマゾンで高評価が続出しているのも納得です。