ジョージ・マン編集による『シャーロック・ホームズとヴィクトリア朝の怪人たち【2】』。先日ブログに書いた『シャーロック・ホームズとヴィクトリア朝の怪人たち【1】』の続編です。
全8編収録されている【2】の中で、一番のお気に入りは、コナン・ドイルの義弟E・W・ホーナングが創作したキャラクター“紳士怪盗ラッフルズ”と対決する「泥棒のもの」と、221Bの大家さん・ハドソン夫人が大活躍する物語「ハドソン夫人は大忙し」。の2編。どちらも、そういう手できたか…と思わずニヤリ。
どちらもコナン・ドイルだったら、やらなかったであろう設定ですが、それがまた、パスティーシュ作品の醍醐味(^^)。
これから先も、様々なホームズ物語が生まれてくるんだろうなぁ…。
- シャーロック・ホームズとヴィクトリア朝の怪人たち 2 (扶桑社ミステリー)/著者不明
- ¥950
- Amazon.co.jp
怪盗紳士ラッフルズ…と言えば、以前読んだ怪盗紳士ラッフルズと、ホームズの子孫(!)が活躍するこの物語を思い出します。
- ラッフルズ・ホームズの冒険 (論創海外ミステリ)/J.K. バングズ
- ¥2,160
- Amazon.co.jp