いきなりですが白状します。実は、明日出品する本には未だ未練があります。なぜならその本の多くが「いつかまた、読むような気がする」という理由で今までに何度となく繰り返してきた本棚の整理(早い話がB●●K・●FFなどに持ち込むこと)を生き残ってきたツワモノたち。
今回も本棚からひっぱり出してはみたものの、表紙を見ると、その本を手に伸ばしたときの感情や、その本から学んだこと、刺激を受けたことなどを思い出し「いつかまた、読みたくなるかもしれないから、やっぱり手放すのをやめよう…。」なんてことを思ってしまい、なかなか作業が進まない。
でも、「いつかまた…。いつか…。」と思いながら、本棚に“収納してあること”で満足して手にとって読み直していないのが実情です。
本は人に読まれてこそ、その真価を発揮するもの。であれば、このまま「いつかまた…。いつか…。」なんてグダグダやっているよりも、これらの本に興味がある方・読んでみたいと思っている方の手元に渡ったほうが良いような気がする。そう考え、ようやく決心がつきました。
もっとも、それでもなお「やっぱりこれは手放せない」と作業の途中で本棚に戻した本が7冊ありましたし、こうして出品しておきながらも「これは売れ残ってほしい…」などと、おおよそこういった場にふさわしくないことを思っている本も何冊か紛れています。どれかは言いませんが(^^;)。
故事では「四十にして惑わず」と言いますが、いやはやアラフォーの店主は未だに惑いっぱなしです。とはいえ。今日こうして出品した以上、これらの本に感心を寄せてくださった方に、喜んでご提供させていただく所存です。
お越し頂きましたあかつきには、どうぞ、ごゆっくりご覧くださいませ。