偕成社から出版されている『シャーロック・ホームズ全集5・シャーロック=ホームズの冒険(上)』。
全12話の短編が収録されている『シャーロック・ホームズの冒険』から、「ボヘミアの醜聞」「赤毛連盟」「花むこ失踪事件」「ボスコム谷の謎」「五つぶのオレンジの種」「唇のねじれた男」の6作品が収録されています。
短編集としての『シャーロック・ホームズの冒険』 は、既に延原謙さん・訳による“新潮文庫版”と日暮雅通さん・訳による“光文社文庫版”の2冊を持っているので、コレクション的な感覚で購入しました。
位置付けとしては「児童書」になるようで“ふりがな”が多く、その文体も、ややソフトな印象があります。巻末の解説も教科書的というか…、なんだか優等生な雰囲気でした(^^;)。
個人的にはシドニー・パジェットの挿絵が多く取り込まれていることと、印刷されている文字がちょっと大きめなところが、うれしいポイントで(^^;)、コレクション的なつもりが、結果的には純粋に読みやすい本を入手できた…といった感じです。
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