元気印しんせい5周年祭 その② | jakeのブログ 

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夫・父親・会社員・社労士有資格者・アマチュアミュージシャン・・・

いろんなキャラをこなしながら日々思ったこと・感じたことなんかを書いてみます。

そんなこんなで迎えた演奏当日。

当初は屋外での開催を予定していたそうですが、あいにくの天気だったので、演奏は今年も施設内。そういえば、過去5回中3回は天候不順だったっけ…。“お祭り”という開放感でいくと、屋外で開催したほうがそれっぽくなるのですが、天気ばかりは何とも…。



演奏の2時間ほど前に会場入りし、施設長さんに挨拶。さて準備を…というところで、「Jakeさん、みんなで歌えそうなのを2~3曲演ってもらえませんかね…」とのリクエストが。


今年は、オール・インストありきのセットリストで、曲順やMCもそれを踏まえて考えてあったので(ちなみに僕はMCで何を話すかも、事前に考えておくタイプです)、一瞬「ヤバい」とは思ったのですが、リクエストされると八方美人なワタクシとしては(^^;)、それに応えたくなっちゃう…。

実は、万が一(つまりは、こういうリクエストですね)を想定して、予備のデータ(=過去に演ってきた曲)を持ってきておいたので、施設長さんのリクエストにお応えすべく、当初予定のセットリストの一部を変更することにしました。(こういうフレキシブルさは一人で演るスタイルならでは…ですかね…^^;)

最終的に演奏したのは、次のとおり。


①絲綢之路

オープニング曲は予定とおり。1980年代前半に放送されていた『NHK特集 シルクロード』のテーマ曲。今回の話を頂き、「すぐに準備できる新ネタはないか…?」と思案していたときに、この曲のMIDIデータ(自動演奏データ。その昔はMIDIデータを収めたFDが市販されていたのです)を持っていることを思い出し、「これなら遊びで何度も弾いてメロディーを覚えているので、短時間の練習でも演奏できるだろう…たぶん」と(^^;)。もっとも、市販データのままではライブで使いにくいため、音色・音量・エンディングの処理などの時間は必要でしたが…。
ちょっと意表を突いた選曲かな…とも思ったのですが、幸いにも好評でした(^^)。

②浜辺の歌

施設の皆さんが知っていそうな唱歌を…と思い選曲。とは言いながら、実は昨年増田太郎さんの演奏で聴いて、改めてその美しさに感動し、ますます曲が好きになった…つまりは、「好きだから、演りたい」が一番の選曲理由だったりします(^^;)。
こちらから促さなくても手拍子したり口ずさんだりしている方がいたのは、うれしかったなぁ…。

③ふるさと

ここから3曲は、施設長さんのリクエストにお応えして、みんなで歌える曲を演奏。「ふるさと」はギター伴奏のみで歌ってもらおうと思ったのですが、メロディ―のガイドがないと歌いにくいかもな…と思い、本番の1時間前にお客様と会話しながら公開レコーディングならぬ“公開打ち込み”でオケを作りました。
この“公開打ち込み”作業は、何人かのお客様と曲のテンポや構成などについてコミュニケーションをとりながら進めたのですが、これが「ライブ本編でこの歌やりますからね!」というアピール&リハーサルになったようで、本番ではみごとな大合唱に。
皆さんの歌声があまりにも気持ちよかったので、「じゃ!もう1回いきましょう~!」なんてノリで2回演奏しちゃいました(^^)。

④上を向いて歩こう
こういった名曲は演れば絶対ハズさないというのが強みなので、万一に備えてデータを持っていったのですが、その備え(?)のおかげで、「みんなで歌おうコーナー(今勝手に命名)」に使用できました(^^)。
「ふるさと」の大合唱のおかげで、みなさん非常に良い感じで声が出ていたので、ギター演奏はガイド程度に弾いたのですが、会場の歌声がどんどん大きくなり、笑顔が広がっていく光景に、とても幸せな気持ちになりました…。

⑤見上げてごらん夜の星を

実は、③の公開打ち込み後に、④⑤のオケを何度も(意図的に)会場に流しておいたのですが、この曲を演る前にそのことに触れて、「③を演って④を演ったってことは、次に演る曲、想像できますよね?さ、ついてこれるかな~?」なんてカマをかけて演奏スタート。皆さん、バッチリ大きな声で歌ってくれました(^^)。
こういう、“確信犯的”なやりとりは、我ながら少々やらしいな…とは思いますが(^^;)、そこは、アイデアの勝利ってことで…。

My Favorite Things
先日酔っ払ってデータを消してしまい、復旧(事実上のリアレンジ)作業をしていた…という楽曲が、この「My Favorite Things」。結果的に消してしまったものよりもいい感じに仕上がったように思います(強がり&自画自賛…^^;)。
非常に美しい曲なので、いつかトライしてみたいと思っていた曲で、某鉄道会社のCMで長年使用されていることから知名度的にも問題ないだろうと思い、ここでも演奏しました。
前3曲の合唱で気分的に高揚したせいか、導入のソロ・ギターパートで痛恨のミスをしちゃいましたが(^^;)、本編ではそれをリカバーすべく、思い切り弾かせてもらいました。

⑦恋のフーガ

こちらは去年演奏しているので、「2度ネタはどうだろう…?」とも思ったのですが、お客様にピンとくるノリのいい曲で演奏を閉めたかったので、リストに入れました。今回のセットリストで唯一、一曲とおしてオーバー・ドライブ・サウンドで弾くため、拒否反応を示されたらどうしよう…という一抹の不安もありましたが、笑顔で受け入れていただき無事、終演。


事前準備の時間的制約があったり、当日急遽のリクエストがあったりと、かなりドキドキ・ハラハラな展開ではありましたが、お客様の笑顔や拍手、歌声がとにかくうれしくて、最後まで楽しく演奏させていただきました。


施設の皆様、お客様、ありがとうございました。来年もぜひ、お会いしましょう!



☆余談 その①
自分が仕切って「みんなで歌おう」なんてやるのは、実は我がささやかな音楽人生で、今回がはじめて。幸いにも昔そういうことも演るバンドにいたので、「こんな感じでやればいい」というイメージはあったものの、“歌わない”スタイルの僕に、それがやりきれるのか?企画として成立するのか?という不安があり、中盤の3曲はそれっぽく振る舞いつつも内心、かなりビクビクしていました(^^;)。


☆余談 その②
今回の相棒は、先日調整から復帰したPEAVEYのCropper Classic。
調整時に新しい弦に交換してもらっていたのですが、感触を取り戻すべく弾きまくったこともあり劣化していたため、演奏当日の昼に交換してから出かけました。
音質的な面もありますが、演奏の途中で弦が切れたら、その場の流れを止めてしまいますからねぇ…。