もう“モノの言い方を知らない”なんて言わせない / 小学館辞書 | jakeのブログ 

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夫・父親・会社員・社労士有資格者・アマチュアミュージシャン・・・

いろんなキャラをこなしながら日々思ったこと・感じたことなんかを書いてみます。

先日読み終えた1冊です。


篠崎晃一監修・小学館辞典編集部編による『もう“モノの言い方を知らない”なんて言わせない』。

ビジネスや日常のコミュニケーションにおいて身に着け、使いこなせるようにしておいた方がよい「言い回し」を集めた本です。

会社では仕事がら何かと文書を書く機会もありますし、こうしてブログという媒体でも文章を書いていますが、実は“文章を書くこと”に対して苦手意識があります(^^;)。

書くという行為自体は好きですし、作家とまではいかないまでも、せめて自分が思っていること・考えていることを的確かつ自在に表現できるようになりたい…という憧れもあるのですが、いかんせん表現のボキャブラリーが乏しいので、自分の経験や趣味嗜好などが中心の我がささやかなブログですら、たった数行の文章でも、結構梃子摺ったりすることが多いのです(ちなみに、この文章も何度も書き直しています…^^;)。

ただ、我がブログの場合は読み手も少ないし、ヘタでもこれはこれで個性だと、多少は割り切ることができるのですが、問題は仕事上で扱う文章。

特に外部に出す“お堅い文章”は、学術的に学んだことがないので、もっぱら他者が書いた文章やネット上にある無料フォーマットから、格好良さげな言い回しをパクるという手法で書いているため、なんとなく“それっぽい”雰囲気は出ているけど、自信を持って書いているわけではないので、違和も感じてしまう…という、摩訶不思議な感じ文章ができてしまう(^^;)。

その違和を解消するために、これまたたった数行の文章でもやたら時間を要してしまい、さらに摩訶不思議な文章になって…という悪循環に、かなりのストレスを感じることが増えてきたので、いい加減にちゃんと基礎を学ばないとマズいよな…なんて思っていたところで、この本に出会い、まさに「渡りに船」ってな感じで購入しました。



ビジネス・シーンを中心に、頼み事、承諾、謝罪、感謝、反論、お悔やみ…と様々なシチュエーションで使用する言い回しが、定番フレーズだけでも500パターン超と、これに類似表現が400超と、かなりのボリューム。

そのうち9割がたは知っている又は実際に使用したことがあるものではあったのですが、これらの定番フレーズの意味やルーツ、使い方、類似表現の微妙な違いなどを正しく理解していたか…?と言われると、正直なところ危ういものもあり(^^;)、知識の棚卸をしながら勉強させてもらいました。

これで、自信を持ってサクサクと文章を書ける!

とはいきませんので(^^;;)、「うん。少しはマシになったかな…」と実感できる日まで、手元に置いておきます。

いやはや。

何事も奥が深い…。



もう「モノの言い方を知らない」なんて言わせない/篠崎 晃一
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