目的地=雪まつり会場ありきで向かっているので、他に“雪あそび”ができそうなところなんてのはまったくリストアップしておらず、立ち往生の車列から無事脱出できたものの、このままでは当初の目的が果たせない。
さて、どうしたものか…と走行しながら考えていたときに、ふと“そういえばここまでの道中に、『道の駅』があったっけ。確か公園を併設していたような…”なんて思い出した場所がありました。
その場所の名は『道の駅白鳥 白山長滝公園』。これまでも奥美濃方面に旅行に行ったときにトイレ休憩等で利用していた場所です。
記憶どおり公園が併設されていれば遊べるかもしれないし、遊べなかったとしても観光案内所で、どこか他の遊び場の情報が入手できるかもしれない。何よりも精神的に疲れたので休憩したい~ッ!
ってなワケで休憩&情報収集を兼ねて向かったのですが、ここが、思いもよらぬ穴場の“雪遊び”スポットでして。
休憩と情報収集がてら建物(売店)の近くを散策したら、いい感じの雪景色が目の前に広がっていて…
到着してしばらくは、駐車場の隅っこでライトな雪合戦(^^;)をしたり、建物についてる“つらら”をとったり…
なんて感じで遊んでいたのですが、しばらくするとカミさんが駐車場の奥に広場を見つけ「あそこなら遊べるかも!」なんて言うので行ってみると…。
こんな雪原が!写真ではかなりわかりにくいですが(^^;)、実際の広さはテニスコート3~4面分くらいですか。
片隅にある遊具等から察すると道の駅に併設された公園の「芝生広場」だと思うのですが、このシーズンはご覧のとおりの雪原。
しかも最近まで降っていたので、上の方は新雪でふわっふわ!その上を歩いたときの埋まり具合から察するに、優に1メートル以上は積もっていると思います。
これだけ広い場所にもかかわらず、ここにいるのは僕ら家族と、もう1家族くらいのためもはや独占状態(^^)。
ってなことで…。
我が息子に一度はやらせてあげたかった新雪へのダイブは、やり放題(^^;)。さらにダイブか
らの…
雪上ゴロゴロ~(^^)。
防水を施したスキーウェア(スキーはやりませんが…^^;)を着せてあるので、お好きなようにってな感じで、全身で思い切り雪を感じてもらいました。
定番の雪合戦(今度はガチ。息子の投げる雪球の速度は前年より更に上がって当たるとマジで痛い。ただコントロールがイマイチなので接近されなけりゃ大丈夫という…^^;)に、お互いの体を突き飛ばし合って新雪に転がり込んだり(僕も息子に何度か突き飛ばされ、新雪ダイブ経験をさせてもらいました^^)、新雪の中を走ってどちらが先に目的地につくか競争したり…と、雪遊びを満喫!
いい加減に疲れたところで、「せっかくこれだけの雪があるんだからっ!」てことで…
一家総出で巨大な「雪だるま」つくり。大きさは息子の背丈(140センチ超)くらい。これだけ大きな「雪だるま」を作ったのは息子はもちろんのこと、僕もカミさんも初めて!
最後に車に積んであったシートを使用して「(擬似)ソリ滑り遊び」もやり、気が付けば3時間以上、この公園でほぼノンストップで遊んでいました。
ここに来るまではチェーンを購入して「雪まつり」会場に向かうことも考えたのですが、だだっ広~い雪原をほぼ独占した状態で遊べる…なんて貴重な経験ができて、みんな大満足!
「雪まつり」に行けば行ったで、その会場ならでは遊びや楽しみがあったとは思うのですが、こんなふうにダイナミックに全身で雪を感じながら遊ぶことは(場所がら)多分できなかったでしょうから、結果的にこれはこれで、よかったのかな…なんて思います(^^)。
立ち往生脱出で精神的に疲れたあとに、3時間以上ノンストップでの雪遊びはさすがに疲れましたけど…(翌日の朝は全身がこわばってましたから…^^;)。