CASIOPEA3rd LIVE TOUR 2014 35th Anniversary ① | jakeのブログ 

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いろんなキャラをこなしながら日々思ったこと・感じたことなんかを書いてみます。

家族3人でCASIOPEA3rdの2014年夏のライブツアー『CASIOPEA3rd LIVE TOUR 2014 35th Anniversary』の飛騨公演に行ってきました(^^)。

この飛騨公演は、ツアーの中でもちょいと異色を放っていて、これが公演のポスターなのですが…

その異色の部分というのが… 

『 CASIOPEA3rd LIVE TOUR 2014 35th Anniversary with 避難訓練コンサート 』 

with 避難訓練コンサート 

白状します。カシオペア3rdのHPで飛騨公演のタイトルを見たとき、思わず二度見…いや三度見くらいしました(^^;)。

色々とライブを観に行っていますが、『避難訓練』とセットになったライブというのは、人生で初めて。おそらく演奏されるご本人方もそうでしょうけど…。

ずいぶん思い切った企画だなぁ…どういう展開になるのやら…と思う一方で、こういう公共の場にいるときに不測の事態に遭遇することだって充分ありえるわけで、そういったシチュエーションを経験しておくのもアリだよな…と思い、会場時間(16時)に間に合うように会場入りしました。(ちなみに避難訓練は開演前に行われ、訓練に参加する・しないは自由意志。参加しない人の会場時間は16時30分でした)

避難訓練は、公演中に地震~火災が発生したことを想定して、我々参加者は客席からスタート。開演直前なので当然ステージ上はセッティングが完了しており、メンバーの機材が整然と並んでいました(このセッティングみるだけでワクワクしちゃいます)。

さすがにカシオペア3rdのメンバーはステージにはいませんが、しばらくするとスピーカーから突如聴きなれたナルチョ(鳴瀬喜博・Ba)の声が!

前回のツアーから開演前の“影アナ”をナルチョがやっているのですが、まさか避難訓練の影アナ(案内)をやるとは…。

あの軽快な語り口調で、堅苦しくなりすぎない程度に、でも真面目にアナウンスされてる雰囲気がよかったです。原稿片手にやってる姿を想像すると、ちょいと笑えますけど(^^;)。

地震発生と同時にまずは、座席の背もたれよりも頭が低くなるよう屈んで待機。火災発生~避難は会館係員の誘導に従って避難口からホワイエ(ホールのロビー)を経由して建屋外へ編出ることになっていたのですが…。

なんとホワイエ~建屋外への避難誘導しているのは、カシオペア3rdのメンバー!観客(=ファン)はもう避難どころじゃないって感じですけど(^^;)、そこは皆さん大人なので、メンバーとささっと挨拶かわしつつ避難し、建屋外で係員の誘導にしたがって整列・点呼(人数確認)。カシオペア3rdのメンバーの避難誘導というのが予定されていたものなのか否かわからないのですが、会館側の企画に対して「何かを一緒にやろう!」という心意気が、うれしいですよね(^^)。

そんな途中の(ファンにとってはうれしい)サプライズがありながらも、避難そのものは非常にスムーズに進んで、講評を含め(飛騨市長さんも参加!)15分程度で全行程完了。

参加総人数は偶然にも「119」人だったそうですが、訓練だから…と、フザケたり斜に構えてダラダラする感じはなく、見ず知らずの他人であっても(同じアーティストが好きという共通点はありますが…)、イザというときには、ああやって行動できるものなんだな…なんて、訓練以上にそんな姿勢だったり、こういう企画を思いついた会館サイドの企画と実行力(避難訓練といわゆるエンターテイメントとを“イベント”という形でジョイントさせることが、一般的にどのような印象を受けるのかはわからないのですが、「やってみよう!」という発想や、それを実現させた行動力は素晴らしいと思います)に感化されるものがありましたし、なんだか奇妙な一体感(?)を感じた行事でした。

避難訓練のあとは、いよいよライブです!