我が人生という“ささやかな経験”から思うことなので、一般にすべてそうだとは言えないとは思うのですが…。
組織というもので、一部の仲間内で重大な物事を決めるときというのは、おおよそ2パターンに分かれると思います。
①組織内での意思疎通ができており、皆に認めてもらえる自信があるとき。
②組織内での意思疎通はさておき、“既成事実”にしたいとき。
決定を受ける側の印象としては①の方が納得しやすい。一方で決定までのスピードは圧倒的に②の方が早い。どちらの決定方法を採用するかはケース・バイ・ケースで、一概にどちらが良いとか悪いとかは言い切れない…とは思います。
さて。
某内閣が来月早々にでも…と言っている「閣議決定」、はたして①②のどちらのパターンに当てはまるものなのでしょうね。
ちなみに、これも我がささやかな経験ですが、おおよその場合、②のパターンで決めたものというのは、結果的に不評を買うことの方が多い印象があります(^^;)。
追記:都議会、残念な結論出しましたね。所詮、あの程度か。笑ったのが都知事も「政治家が自身で決めること」というコメント。自分のことを自分で決めれる(=自分に責任を持つ)ような人の集まりだったら、あんな低レベルの結論出さないって…(^^;)。