マイク・スターンの2ndソロ・アルバム「タイム・イン・プレイス」。
ちなみに、今回ブログのネタにしていった順番は、「購入後に実際にCDを聴いた順番」なのですが、興味の度合いによるものではなく、“パッケージのビニールが取りやすかったもの”順だったりします…(最近細か~いものが見えにくい…^^;)。
マイク・スターン。誤解を恐れず言えば“メチャクチャ好き”というわけではないんです。アルバムは2枚もっておりそれらを聴いたときの「格好いいわぁ~!」という感動は、しっかり覚えているし、実際に格好いいギタリストなのですが、かといって積極的にガンガン聴く…という感じでもない。
だから今回購入した4枚のうち、一番選んだ理由も曖昧で…「なんとなくマイク・スターンの作品を聴いてみたかった」だったりします。
そんな曖昧な気持ち(もちろん期待はしています)で聴いた第一印象は…
ギターソロとサックス・ソロ、格好いいなぁ~
です。
フレーズや展開のスリリングさ、クールなクリア・トーンから始まりだんだん盛り上がってホットなドライブ・サウンドでガンガン弾いていく感は、時にワンパターンと揶揄されることもあるようですが、僕としては「マイク・スターン、キタ~ッ!」みたいな感じで好きで(というか、むしろ、やってくれないとガッカリしちゃうかも…^^;)、今回も「キターッ!」なんて思わず“ニヤリ”とさせられてしまう瞬間が何度もありました。
主役に負けず劣らず格好良かったのがサックスのマイケル・ブレッカーのプレイ。これがとにかくアツい!お互いにの存在がいい刺激になっているのか、良い意味で張り合ってる感じ。たぶん、お互いの演奏を「やるなぁ~!」なんて笑顔で聴いてたんだろうなぁ…。こういう、演奏者の顔が見える感じのアルバムって、いいですね…。
「なんとなく…」なんて非常に曖昧な理由で購入した本作ですが(^^;)、「選んでよかった!」と
思える刺激的な1枚でした。
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