ギターのメンテナンス(JEM-77FP編) | jakeのブログ 

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夫・父親・会社員・社労士有資格者・アマチュアミュージシャン・・・

いろんなキャラをこなしながら日々思ったこと・感じたことなんかを書いてみます。

先週末は台風による悪天候のため外出予定(海方面に行く予定でした)をとりやめ、所有するエレキ・ギターの弦交換とメンテナンスをしました。とはいえ。様々な要素が重なって両手指の本数を超えるギターを所有しているので(^^;)「1日で全部!」ってワケにはいかず、メンテナンスしたのは2本。


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1本目はメイン・ギターのIbanez:JEM-77FP。見た目は(かなり)派手ですが、音は真面目かつ器用なギターで、どんなジャンルでも対応してくれる頼れる1本です。


僕の手元にやってきて20年。手元に届いたその日から何の違和感もなく弾けたことと、彼女(=今のカミさんです)に初めて見せた時の、あの怪訝そうな表情(^^;)は今だに覚えてます。 (ちなみに、ウチのカミさんは、今では他の(普通の)ギターを見ると「地味だなぁ…」と思うようになったそうです。慣れってぇのは…コワイ)


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弦はD'AddarioEXL120+ 。0.0095(1弦)~0.44(6弦)という微妙(中途半端?)なゲージのセットですが、エクストラ・ライト・ゲージ(.009~.42)より音にハリと耐久度があり、ライト・ゲージ(.010~.46)ほどテンションがきつ過ぎない(=押弦がラク)感じが気に入っていて、ここ15年ほど一貫してこれを使っています。

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使用しているストリング・ワインダーはダンロップのもの。このストリング・ワインダーも10年以上使ってるんじゃないかな…。当時2~300円程度だったと思うので費用対効果すごいですね(^^;)。前の写真にあるニッパーも中学生の頃に(技術の授業で使うために)買ったもの。こちらの費用対効果も、なかなかのもんですね。


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JEM-77FPにはIbanezオリジナルの“Lo-Pro EDGE ”というロック式のトレモロ・ユニットがついてます。ファイン・チューナー部分が低い位置に設計されていて手首にあたらずストレスなく扱えるのが特徴の1つ。楽器店時代に仕事がら様々なロック式トレモロ・ユニットをさわりましたけど、慣れ親しんでいるから…というのをヌキにしても、“Lo-Pro EDGE”の操作性・性能は素晴らしいと思います。(ここ最近のVaiモデル は“EDGE”を搭載しているようです。“Lo-Pro EDGE”搭載のギターが市販されていた頃でもVai本人は“EDGE”につけ変えて使っていたりしてました)


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“Lo-Pro EDGE”を別アングルから。元々はコスモブラックという色だったのですが、手が当たる部分は塗装が剥げて少々サビも見受けられます。ただ、機能面への影響は感じませんし、この経年劣化もむしろ貫禄に感じます(^^)。

トレモロ・ユニットの下にVai奏法の特徴でもある過激なアーミングに対応すべく「LION’S CRAW(ライオンの爪あと)」という名の深~いトレモロ・キャビティーがあります。なにかの雑誌でこのおかげで長3度(例えばド⇒ミ)までアップできる…なんてのを見た気がするのですが…。(気のせいだったらごめんなさい。ちなみに僕自身は、2度以上のアーム・アップに挑戦したことはありません…^^;)




時間がたっぷりあったおかげで、指板のケア(汚れ落としとレモンオイルの塗布)、ボディのメンテ(外せるパーツを全て外して磨き上げる)、各所にある螺子類のしめ直し(ボリューム・ポッドやペグなど。案外ゆるんでたりするのです)、ブリッジの調整(取り付け角度・弦高・オクターブ・ピッチ)といったこともじっくり取り組むことができたので、ゴキゲンな仕上がりになりました(^^)。



余談

20年使用しているJEMですが、今までトラブルらしいトラブルは殆どないですね。ギター自体の作りが非常にしっかりしているのと、まがりなりにも(?)メンテナンスしているおかげ…だと自画自賛してます(^^;)