先日、新聞を読んでいたら「 Whitesnake 」の来日公演の告知 を見つけました。
僕の「 Whitesnake 」に関する知識というのは、(「 Whitesnake 」のファンには失礼ながら)フェイバリット・ギタリストの1人であるスティーヴ・ヴァイが、かつで参加したことがあるバンド…という程度なので、来日公演の報に触れたところで特別トキメクものはないのですが…、ちょっとした偶然には驚きました。
というのも、つい先日ふらりと立ち寄った某●ック・オフで、そのスティーブ・ヴァイが参加したアルバムを購入したばかりでございまして。
1989年にリリースされた「Slip of the Tongue」。先ほど書いたとおり、フェイバリット・ギタリストの1人であるスティーヴ・ヴァイが参加したアルバムなので、いつか聴いてみようと思っていたところ、例によって均一棚で発見しました。
ヴァイの(デビューからファイヤー・ガーデンリリースまでの)キャリアを綴ったこの本によると…
バンド参加からアルバムの収録、その後のツアーというのは、ヴァイにとっては随分複雑怪奇な環境だったようで(このテの話は、その事情をどちら側の立場で見るか?によって印象が異なる部分は否定しませんが)、結局ヴァイが「 Whitesnake 」に参加したのは、後にも先にも、この1枚きり。
さて、そんな“いわくつき”のアルバムなのですが、「作曲に関わっていなくても(ヴァイはレコーディングから参加しているため)、ヴァイはヴァイだなぁ~」というのが率直な感想。ギター・ソロはもちろん、ギターの重ね方やアレンジ、ちょっとしたオブリにいたるまで、ヴァイ節全開!
このアルバムを聴きながら、何をやっても、どこにいても、その才能と個性をいかんなく発揮できるというのは、やはり彼が超一流だからなんだろうな…なんてことを思いました。
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