安全地帯 XII ・安全地帯 XIII | jakeのブログ 

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夫・父親・会社員・社労士有資格者・アマチュアミュージシャン・・・

いろんなキャラをこなしながら日々思ったこと・感じたことなんかを書いてみます。

9月に発売された『安全地帯XII』に続いて、先月は『安全地帯XIII』と、年に2枚のアルバムを発表するという過去の活動休止の鬱憤を晴らすかのような怒涛のリリースになりましたが、どちらも聴き応えのある素晴らしいアルバムでした。



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『安全地帯XII』は、より高い完成度を求めて当初予定(6月)から遅れてのリリースになったそうですが、その甲斐あってか、すごく濃密なアルバムになってますね。どの楽曲も楽しみながら、でも、高い緊張感を持って作り上げていったんでしょうね。


個人的には、ライブ映えしそうなロック系の曲の弾けっぷりに、思わずニヤけちゃいましたね~(^^)。

玉置さん作曲によるバラードの美しさは昔から定評がありますけど(今回収録されているバラードも胸にグッとくるものばかり)、夏にシングルでリリースされた「結界」のような、ロック系の弾けた楽曲も、ものすごく格好いいですからね…。今さらながら「安全地帯=ロックバンド」ということを再認識させられました。




『安全地帯XIII』は、玉置さんがソロ活動の中で生み出してきた楽曲を「安全地帯」として再アレンジ&カバーするという…かなり変り種…ある意味で掟破りな(^^;)アルバムです。


こういうアプローチは賛否両論あるのかもしれませんが、玉置さんはバンド活動休止後のソロ活動でも、安全地帯のメンバーをレコーディングやツアーの際に起用していましたからね…、個人的にはあまり違和感も否定する気持ちもなく…むしろ聴いてみたかったアプローチですね(案外そういうファンって多いんじゃないかなぁ…)。


こういうのって、一歩間違うと「オリジナルの方が、よかった…(ノ_-。)」なんて残念なコトになるのですが…。このアルバムには、そういう“残念感”は一切無かったですね。気負ってなくて「今、安全地帯がこの楽曲を演ると、こうなります」なんて素直に演ってる感じが新鮮で、楽曲の新たな魅力を見せてもらったように思います。シングルなどの有名どころに偏らず、アルバム収録の隠れた名曲たちを含めた選曲も、よかったんじゃないかな。


こういうのを聴くと、やっぱコンサート行っときゃよかった…とか思うんだよね…(^^;)。



◆余談

過去に、その逆パターン(安全地帯時代の楽曲をソロ・アーティストとしてカバーする)の作品もリリースされています。実はこのアルバム、参加メンバーを見ると、ほぼ「安全地帯」という…(^^;)。このアルバムも、楽曲の新たな魅力を楽しむことができる名盤だと思います。

ワインレッドの心/玉置浩二
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