7年ほど前に発売された作品なので、今さらかよ…感たっぷりですが(僕の蔵書の大半がそうですけど…^^;)。
ここ最近、読むジャンルが偏ってるなぁ…という反省から、ちょいと「突然変異」な本を選んでみました。
タイトルとおり「へんな」生き物満載の1冊。
「いったい何のために生きてるんだ…?」と、アタマに「?」マークが何個も浮かんでしまうような生き物が多数紹介されていたのですが、そういう考え方は人間の驕りなんでしょうね。ヤツらだって、この世に生を受けた以上、必死に、強かに生きてるんだから…(たぶん)。
生き物を紹介する文章が面白いですね!あるときはウンチク、あるときは社会批判的なアプローチ、あるときは超投げやりな解説…。この変幻自在な文章のおかげで、紹介されている生き物の理解不能(?)な生態が、さらに面白く感じられます。美しいモノクロのイラストも想像力を刺激してくれます。
このあとに続編が多数出ているようですが…
手を出すべきか、出さざるべきか…
それが、問題だ…
なんてね。(^^;)
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