- 吾輩はシャーロック・ホームズである (小学館ミステリー21)/柳 広司
- ¥1,470
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先日某○ック・オフで偶然見つけた1冊。タイトルの「我輩は…」でピンと来た方もいると思いますが、そう、明治~大正時代を代表する作家である、あの人 が登場するホームズのパスティーシュ。
作者には失礼ながら、「まぁ、とりあえずホームズだし、105円だしなぁ…」という、かなり消極的な感じで購入したのですが、これは…想像以上に面白い。
登場するキャラの中ではワトソン博士の雰囲気が…特に好感持てましたね。ドイルの聖典で書かれている雰囲気を醸し出しているな…と。
マジメで素直。でも、ちょっとお惚けなところが(も)あるワトソン博士と、主人公である、あの人 の別の意味での切れっぷり(^^;)との対比が、面白かったですね。
むしろ「買って読んで大正解!」な1冊になりました(^^)。