国民年金・第3号被保険者の、切り替え漏れを救済する制度について、その責任者たる厚生労働大臣が、そんなことをのたまったそうで。
でもって、「不明を恥じる」と釈明しておきながら、その一方で「前の大臣が決めたことで、自分は関与していなかった」という主旨の発言もされたとか。
「知らなかったんだよねぇ~。いやね、そりゃ悪いとは思ってるよ。けどさぁ~、それ決めるときってさ、オレ関与してなかったんだわ~」
なんてことを、組織の責任者が言っちゃったわけでしょ。
ただでさえ年金制度って大いなる不信を持って見られてるってのに、その制度の責任者自らが、不信感を助長させること言うかね…。
何かと批判されがちな年金制度だけど、現場の最前線では、国民のことを真剣に考えて、日々取り組んでる人達って、大勢いるんだよね。いったん決まった制度を止めた挙句、組織のトップが「知らない」「決めるときにオレは関与してない」なんてことを、公の場で言われちゃったら、現場の最前線の人達は…、たまらないよね。
マジメに、やってくれ。ポスト相応の仕事を。