遠足や旅行の定番フレーズじゃないですが、家に帰るまでが試験(^_^;)ということで、そこまで書いてみようと思います。
とはいえ…。
「自己採点して合格を確信!家族と祝杯をあげました!」とか書けると格好がつくのですが、残念ながら、真実はその真逆。だから、ネタとしては、かなり暗いです。
◆会場から駅
長時間の試験ですが、やるだけのことはやった…という感じだったので、わりと清清しい気持ちで教室(会場)を出ることができました。むしろ、会場の門を出るまでは、「今年は合格するだろう」くらいのことを思ってました。
そう、門を出るまでは…。
会場の外では朝と同様、様々な受験専門校のスタッフがずらっと並んでいて、午前の試験の解答速報を配布していました。我が母校(通信だけど)の大原も配布していたので、それを受け取って、早速歩きながら解答を確認しました。
速報を見たときに最初に感じたのは…脱力感。
試験中に「救済対象になるだろうから2点とれればOK!」くらいに思っていた「社一」のほかに、「労災」「厚年」の2科目で2点しかとれていませんでした。
駅までの道中、いろんな会話が聞こえてきたのですが、それを聞いた感じでは、選択の「社一」と「労災」は、やはりみなさん相当苦しめられたようで「あれはないよね…」なんて話題も出ていましたね。(ちなみに、社一については僕も同感でしたが、労災はそこまで思わず、むしろあと一歩踏み込んで覚えなかった自分を責めてました)。
試験中に「社一」は救済対象になるだろうと思っていたし、「労災」も自分を責める一方で、これだけあちこちで話題になるくらいだから、救済の可能性があるかもな…なんてことを思っていたのですが…。
自分の中で一番気持ちの収まりがつかなかったのが「厚年」。
「厚年」は試験が終わるまで3点確保できてると思い込んでいたので…速報と自分の解答が違うことを見つけたときは、速報の方が間違えてるんじゃないかとを疑ったくらい…、かなりショックが大きかったです。
周囲の会話からも、「厚年」の問題がどうこう…なんて話題は一切聞こえてこない。
冷静に解答の分析をして、その根拠がようやく理解できたとき…=2点しかとれなかったことを再認識したときに思い浮かんだのは、応援してくれたカミさんや子供の顔。
試験の手ごたえをどう話せばいいのだろう…そう考えたときに、ものすごく沈みました。
駅のホームで、しばらく線路を眺めて…。走ってくる電車をみて「いっそ…」なんてことを一瞬、考えましたね…。
◆自宅
脱力~な感じのまま帰宅。カミさんや子供と話す気力もなく…。
とはいえ、最後まで見届けようと思い、パソコンの前で回答速報が公表されるのを今か今かと待ってました。
大原のサイト(最後までお世話になりました!)で確認したところ、択一の自己採点結果は43点。すべて4点以上なので前年度と同じ条件なら合格ライン。
で、問題の選択。帰りの受験生の雰囲気どおり、いくつかの学校の合格予想ラインなんかを見てると、「労災」と「社一」は救済の可能性がありそうだぞ…と。ただ、「厚年」はどこも救済の可能性に言及しておらず…。
「1点足りず不合格」
そんな自分を想像してしまい、その晩は一人で酒に溺れました。
〔続く〕