厚生年金の問題は、ぱっとみた瞬間「いける!」と思いました。年金額の改定についての出題だったのですが、この部分、勉強に使っていた大原のテキストに上手くまとめられていたんですよね(個人的な感想)。
だから、問題をみた瞬間は、そのページの映像がアタマに浮かんできて「いけ“る”」と…。なんだったら「時間短縮できる!」くらいのことも思ってました。
ところが…「いけ“なかった”」んだな、これが…。
◆厚年
〔本試験結果:2点(A×・B×・C○・D○・E×)2点救済あり〕
「いける~」とか思いながらもEは最初っから、あきらめました。
この部分って余力がなくて覚えるのを放棄しちゃった部分だったので。
改定については「名目手取り賃金」「物価変動率」、見直し時期(年齢)に関係する数字として「65」「3年後」、見直しの対象となるのは「国年=改定率」「厚生=再評価率」というのキーワードを覚えておけば大丈夫だろうなんて感覚で取り組んでたんですよね。(そんなふうに、情報量を絞らないと脳がキャパ的受け入れてくれなかったんです…)
で、実際に問題文を見たときも、それらの覚えてたキーワードが全部思い出せたし、特にA~Cなんてのは選択肢から探すまでもなく、正解はあの言葉だな…なんて感じで読むことができていたんです。
だから、試験中は「簡単な問題だからこの科目で救済はないだろう。でも、これなら最低でも3点は確保できるはず」と思っていました。
が!結果は2点。
しかも「見直し(考え直し)した結果」という最悪パターンで…。
覚えている限りで「なぜ間違えたのか?」を分析するとこんな感じですね。
A)最初にすんなり読んだ通りにしておけば正解していたのに、選択肢の「改定率(厳密には給付改定率)」という言葉を見た瞬間に記憶がふっとんだ(--;)。最終的には「給付改定率」などという“見慣れない言葉”を選択して間違う。そりゃ見慣れない言葉だわ…テキストに載ってない言葉なんだから!
D)一番やっちゃいけない早とちりで、じっくり読めば正解の「68」を選択できたはず。勢いで覚えているキーワードの「65歳」だけを頼りに解いてしまった…
本試験中はそんな間違いをしたなんて思いもしなかったので「厚年は最低でも3点確保できてる」と信じきって、最後の科目、国年に進みました。
〔続く〕
☆余談
冷静に考えていれば解けていたはずだったので、救済された選択式の3科目(労災・社一・厚年)のうち、特に厚年の解答だけは、今だに後悔していますね…。
おかげで、再評価率・65と68・名目手取り賃金変動率・物価変動率という言葉は、絶対忘れそうにありませんが…(;^_^A。