最近、ちょいとばかり読書量が減ってるなぁ…と反省しつつ、久々に読んだ本について書いてみます。
昨晩無事読み終えたのがこの本。
- ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス/エリヤフ ゴールドラット
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前作 ↓
ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か/エリヤフ ゴールドラット
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も、ずいぶん前に読んだのですが、文章にスピード感があるし、何よりストーリーがメチャクチャ面白い!そのおかげで552ページという、結構ボリュームのある本なのに「この先どうなるんだ?」なんて感じて、読めたんですよね。
その記憶があったので、「2」を見つけたら絶対読もうと思い、購入したのは数ヶ月前。
「読み始めれば一気に読めるんだよな~」とは思いつつも、「2」も375ページというそこそこのボリュームがあるので、つい躊躇してしまい…(;^_^A、ようやく先週読むことができました。
サブタイトルとおり「思考プロセス」について書いてある本。物語風に書いてあるので、さくさく読めてしまうのですが、紹介されてるテクニックはすごく奥深い。
丁度この本を読んでる最中に仕事の関係で、いくつか考え事をしなきゃならないことがあったのですが、この本で書かれていたことをヒントにして考えをまとめていったら、すんなりまとまった…なんてことがありましたね。まぁ…「自分の中でまとまった」という程度なのですが。
この本を読みながら思ったことの1つが、
そもそも自分で「思考すること」が大切なんだよな
という、甚だ当たり前のこと。安易に人に答えを求めちゃダメだよな、もっと自分で考えなきゃなって。
最近そういうの、多いから(^_^;)。
2冊とも、是非自分のものにしたいと思うテクニックが満載だったので、もう1度読み返してみようと思います。
- できる社員は「やり過ごす」 (日経ビジネス人文庫)/高橋 伸夫
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僕が手にいれたのは、新書版です。例によってブックオフで…(;^_^A
読もうと思った理由は
以前読んだ
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に、「参考書籍」として、この本が紹介されていたことと、
この本の著者、高橋伸夫氏の
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を、以前読んだことがあったから。
『虚妄の~』に書かれていたことが興味深くて、その考えに共感を覚えたので、この人の他の本も読んでみたいな…なんて思っていたんですよね。
さて、本作ですが…タイトルから安易に想像しそうな「やり過ごしてデキる社員になりましょう!」的な本じゃないんです。もっと重い、日本企業の現実に触れた本。
前半で紹介されてる事例なんか、まるで自分や同僚達の愚痴を文章化されてるみたいで、読んでて苦笑いしちゃいました(^_^;)身に覚えがあることや、自分の目の前で繰り広げられている光景が、次々と出てくる…。
ただ、単なる愚痴本じゃないんですよね。
その愚痴りたくなるような現実が、「なぜ発生したのか?」を分析して、その上で、「解決するにはどうすればいいか?」まで発展していくので、読み終えたあとに希望を感じました。
ザ・ゴールのようなテクニカルな感じではないですけど、組織というものを考えるときのヒントになりそうな1冊。
来るべきときに備えて、手元に残しておこうと思います。