「梅雨空のむこうでは、煌めく星の青龍が舞う1」 by ピッピ
毎日毎日、星見えないもんと言っていても仕方ないので、ここでお気に入りの話をして気分アップ
星が全然見えない日が続いておりますが、夜9時ごろ、南東~南~南西にかけて、巨大な青龍が姿を現しております。
幻とか怪しいなんとかじゃなくて、星をつないで作った姿ですよ![]()
青龍座なんて、ないじゃん![]()
そのとおり。今ある、一般的な88星座ではありません。
昔の中国の星座です。
以前の記事でちょろっと紹介しました、中国の星座。
「江戸時代 渋川春海の天球儀にトイレの星座!中国の星座?
この時後編で、中国では皇帝の生活に必要なものをすべて天に上げて星座にした、とお話しました。
これらをつなげて、さらに大切なものを空に上げました。
国を守ってくれる、神様です。
中国では、東西南北それぞれの方角を、四神が支配していると考えていました。
四神。今は、風水なんかで有名ですよね。
それは古代日本にも伝わり、キトラ古墳や高松塚古墳の壁画として描かれました。
東に青龍。
南に朱雀。鳳凰のような鳥です。
西に白虎。
北に玄武。亀と蛇が一体化したような神様。
これらの神様を、1年分の星空を4つに分けて、それぞれに配置しました。
ちょうど今の季節に見えているのが、青龍というわけです。
うしかい座のアルクトゥールスとおとめ座のスピカが2本の角の先。
そして尻尾は、いて座の一部という、とても大きな龍です。
てんびん、さそりの上一部が胴体。
さそり下一部から尻尾の先の丸印までが尻尾。
ほらほら、なんとな~く、大きな龍に見えてきませんか?
想像力をフルに働かせてくださいよ!
あっ
これだけしか話してないのに、もうこんな下の方になってる(゚_゚i)
えっと~。
いつものごとく、何回かかるかわかりませんが、よろしければおつきあい下さい。
月食だってどうなったのかとは、突っ込まないで~
これはお気に入りの話なので、何回かかっても終わらせます。
って、何回かかるんじゃい![]()
