めちゃくちゃ私ごとなんですが、この4月でダンナのヤーマンとの結婚9周年を迎えました。
それで、お祝いということで家族4人で近所のイタリアンでランチをして来ました。

以前から、そのお店の前を通る度に「素敵なお店だな」、「行ってみたいな」と思っていたんです。
ただ、なかなか行く機会がなくてアセアセ
そこで、結婚9周年にかこつけてヤーマンのおごりで連れて行ってもらいました爆笑

みー君はピザを4分の1ペロッと平らげてしまうくらい料理もおいしかったし、お店のアットホームな雰囲気も良かった!
とても素敵な記念日になりました照れ

それにしても、結婚9周年ってことは、よく考えてみると10年目に突入したってことですよね。
そう考えると長いわぁ。

思い返すといろいろなことがありました。
特に子供が生まれてからは、本当に生活がガラッと変わったなと思います。

というか、長男ポンちゃんが生まれるところから、予想外なことがいっぱいありまして。
そもそも、帝王切開で出産するとは思ってもみませんでした。
(詳しく読みたい方はこちらをどうぞ。)

そして、生んでみたらみたで「こんなに寝られないなんて!」と泣きそうになりましたえーん
赤ちゃんに母乳を飲ませるのに練習しないといけないなんて思いもしなかったし。

ポンちゃんが泣けば母乳をあげるけれど、呼吸が噛み合わず上手く飲めない。
苦労して、反対側をくわえさせてもやっぱりダメ。
仕方なくミルクを作って飲ませ終わると、いつの間にか1時間経っている。

こんなに時間をかけたのに仕事の時みたいな達成感はない。
ヤーマンは帰りが遅いので、家事も合間合間にやらなくちゃいけないのに、何も進んでいない。

それまでは私も外で働いていて人と会話するのが当たり前だったのに、気が付いたら夜まで誰とも話をしていないことも多かった。
しかも、昼も夜もなくずっとパジャマで髪もボサボサ。

一体毎日何をしているんだろうって、自分に落ち込む日々でしたショボーン
そりゃあ、マタニティブルーズにもなりますよね。
毎日ちょっとしたことでイライラしたり、かと思ったらメソメソしたり。

今なら、ホルモンバランスが乱れて心身共に不安定だったんだなと分かりますが、その頃の私にとっては全てが「どうしてこうなるの?」状態。

あの時の自分に言ってあげたい。
「1人で何でもやろうとしなくて良いよ」って。

家の中が少々汚くったって死にゃあしない。
それに、ごはんだって今はお惣菜もレトルトも冷凍食品もおいしいし、充分栄養がとれるものがたくさんある。

それに、もっと人に頼れば良かった。
「辛い!しんどい!」っていう気持ちを友達や妹に聞いてもらえば良かった。
それなのに「こんな暗い話をしたら迷惑かな」とか変に気を遣ってしまって吐き出せませんでした。

でも、誰かに聞いてもらうことで楽になることってありますよね。
実際に話してみたら、嫌な顔をする人なんていなかったし、むしろ共感してくれることが多かった。

次男みー君が生まれた後は、友達や妹にいろいろと話を聞いてもらったおかげで心身共に元気に過ごすことができましたニコニコ
いや〜、ありがたいキラキラ

ただ、ポンちゃんが生まれた頃はそうはできなかったので、マタニティブルーズが収まるまで1ヵ月くらいドヨーンとしていましたガーン

ところが、段々とポンちゃんとコミュニケーションがとれるようになってくると、もう本当にかわいくてかわいくてラブ
今でも、ポンちゃんが初めて私に向かって笑いかけてくれた瞬間のことを思い出せます。

それなのに、ヤーマンはというと。
平日は帰りが遅いし、休日はその反動で疲れて寝てばかりでした。

ポンちゃんは首が座ったり、寝返りをしたり、喃語を話すようになったり、毎日着々と成長していっているのに。
ヤーマンはそんな姿をしっかり目に焼き付けなくても平気なんだろうか、と切ない気持ちになったこともありましたショボーン

ただ、まだその頃はヤーマンを心配する気持ちが大きくて。
でもその後、みー君が生まれてしばらくしてから、段々とヤーマンに対する不満が募ってきました。

ちょうどポンちゃんが幼稚園に行き始めた頃だったと思います。
私はみー君の夜間授乳で、毎日2〜3時間おきに起きていました。
そのため、いつも寝不足。
寝られないのって、本当にイライラしますよね。

そんな中、ポンちゃんはイヤイヤ期真っ盛り。
その上、「繊細さん」なポンちゃんは疲れて眠くなると傍若無人!
私は幼稚園の送り迎えだけでHPを削られる日々でした。
(詳しくはこちらをどうぞ。)

それでも、ヤーマンは相変わらず仕事ばかり。
こういうのって、普通は浮気を疑ったりするものなのかもしれません。
でも、ヤーマンの場合はそんな風に疑う余地もないくらいヘロヘロになっておりましてアセアセ

今でも覚えているのが、休日に動物園に行こうと約束していました。
ところが、当日ヤーマンは疲れ果てていて「風邪っぽいし、到底動物園を見て回る体力はない」と言い出しました。

でも、ポンちゃんはとても楽しみにしているのに、行かないなんて伝えたら泣いてしまうだろうな。
そう考えると、私が1人で連れて行くしかないなと思い立ちました。

ただ、私は車の運転ができないので行くとなるとバスを乗り継いで行くことになります。
すると、ヤーマンが「送り迎えはするよ」という謎の優しさを発揮。

いやいやいや!
送り迎えをするのなら一緒に行きなさいよ。
と思いましたが、何も言いませんでした。

この人は、家族の団らんよりも自分が寝ることを優先させるんだなと冷めた気持ちで思いました。
その後もそういうことが何度かあって、私の気持ちはどんどん冷えていきました。

ヤーマンは一体何のために働いているんだろう。
家族を養うためだろうけれど、その家族とすれ違いの生活になっていますけど?
お人よしで仕事をどんどん背負い込んでいるんだろうけれど、家族よりも優先させなければならないの?

ヤーマンの姿を見ると、そんな気持ちが湧いてきて嫌味を言ってやりたくなるので、その頃はなるべく顔を合わせないようにしていました。
と言っても、そんなの簡単でしたが。

朝はヤーマンが出て行った後に起きて、夜も彼が帰って来る前に寝室に入ってしまう。
子供たちと同じ生活をしていれば、自然とそうなりました。

ヤーマンは、こんな生活をこれからもずっと続けるつもりなのかな?
家族と顔も合わせず、子供たちの成長も見逃し、そうこうしている内に子供たちは大きくなって巣立ってしまうというのに。

それで良いと思っているのなら、ヤーマンと一緒にはいられないなと思いました。
でも、ヤーマンもさすがにそれで良いとは思っていなかったようで。

コロナ禍で一時的にリモートワークになったり、時間差出勤になったりして、家で過ごす時間が多くなった時期がありました。
その時間でヤーマンもいろいろと思うところがあったようで。

ポンちゃんが小さい時は、ヤーマンが帰って来ると久々に顔を合わせるので人見知りをして泣いてしまうことがありました大泣き

でも、みー君とは一緒に過ごす時間がとれていたので、なつき度が違うと感じたそうで。
今も、みー君はヤーマンが帰って来ると「パパー!」と駆け寄って行きます立ち上がる

そんな様子を見ていると、やっぱりもっと家族との時間を大切にしないといけないと思い直したとのことでした。

それで、週に1回は早く帰るようにしたり、休日は子供たちを遊びに連れて行ったりと、彼なりに考えてくれるようになってきました。

今の状況や将来のことについて、2人でちょこちょこ話をすることも多くなってきました。
そんなこともあって、ここ数年はウチの空気もだいぶ温かくなってきたかなと思いますニコニコ

これからも想定外なことはたくさんあるだろうし、「これはちょっと違うんじゃない?」と感じることもまた出て来ると思います。

それでも、結局お互いに「自分のことを一番よく分かっているのはこの人だ」と思っているから、ずっと一緒にいるわけで。
交際期間も含めると15年です!
長いわ〜。

とは言え、ヤーマンの両親なんて中学生の頃から一緒ですからねハッ
50年くらい?

そう考えると、15年なんてまだまだですね。
とりあえず、来年も結婚記念日を家族4人で祝えるように頑張っていこうと思っておりますニコニコ