みなさん、お子さんのおこづいってどうしていますか?
毎月決まった日にあげるお家、必要な時にあげるお家、お年玉を渡すお家などいろいろだと思います。

ウチも長男ポンちゃんが小学生になったので、おこづいをどうしよう?ということになりましてキョロキョロ
最初は、ダンナのヤーマンの給料日に合わせて支給しようかとも思っていました。

ただ、そもそも小学1年生ってそんなにお金を使う機会がないようでアセアセ
まあ、ウチのポンちゃんは、かもしれませんが。

ウチは山の方にあるので、周りにあまりお店がないんです。
そういうこともあって、決まった額のおこづいを渡したところであまり使う場面がないんですアセアセ

私が子供の頃は、学校から帰って来た後に駄菓子屋さんでお菓子をたまちま買うのが楽しみでした爆笑
でも、ポンちゃんの場合そういうお店は山の下。
学校から帰って来た後にまた山を下りる体力は残っていないようでショック

そんなわけで、定額制にはしないことに。
それに、毎月無条件でおこづいがもらえるのってあまりお金のありがたみが伝わらないかもと思ったりもして。

ポンちゃんの場合、まとめておこづかいを渡すと「わ〜い!」と何も考えずに使ってしまうんじゃないかなとガーン

それでヤーマンと話し合った結果、ウチではお手伝いをしたらその都度おこづいを渡すということにしました。
ポンちゃんには、お風呂洗いかゴミ捨てをしたら1回10円と伝えました。

すると、ポンちゃんは喜んでお手伝いをしてくれることが多くなりましたニコ
まあ、もちろん「今日は、やりたくな〜い」という日も多いんですけどねアセアセ

ポンちゃんは、お手伝いをするようになって10円玉が貯まるのが嬉しいようで、牛乳パックで貯金箱まで作っていました。

「10円玉が5枚貯まったら50円玉と交換してあげるよ」と言うと、新しい種類の硬貨がもらえるのも嬉しかったようです。

そのうち「50円が2枚になったら100円と交換してくれる?」なんて言い出して、何だかやる気ウシシ

そうすると、こちらもただ10円玉を渡すだけじゃつまらないなとなってきまして。
考え出したのが「宝探しゲーム」でした。

ポンちゃんが出掛けている間に、洗面台やランドセルラックなど彼の目に留まりやすい場所に指令を書いた紙を貼っておきます。
例えば「寝室の窓を見てみよう!」とか「トイレを探そう!」など。

それで、そこへ行くとまた次の指令を書いた紙が貼られているという感じ。
次々たどって行くと、最後に10円玉の隠し場所にたどり着くというゲームです。

これが結構ポンちゃんにはウケまして。
お手伝いをする度に「また宝探ししよ〜!」と言ってくるようになりましたほっこり
ヤーマンには「おこづいのために、家中探し回って大変やな」と言われておりましたがアセアセ

いやいや、ポンちゃんは楽しんでますから!
むしろ、宝探しのメモを書いてセットする私の方が大変よ〜!
広くもない家の中、隠し場所なんて限られてきます。

毎回同じ場所だと、すぐに発見されてしまって面白くないし。
誰が面白くないかって?
ポンちゃんもだけれど、主に私(笑)
ポンちゃんが「え?どこ?」と探し回っているのを見るのが面白かったりしますニヤリ

完全に私が楽しんでいるという(笑)
そのため、あっさり見付けられると「チェッ」という気分えー

こちらも知恵を絞って対抗していくしかありません。
そこで指令の文言を少し難しくしてみました。

最初は「炊飯器を見て!」と書いていたものを「ごはんを炊く機械はどこ?」と書いてみたり。
「衣類ケースを見て!」と書いていたものを「パパの肌着はどこ?」と書いたり。

直接場所を教えるのではなく、「ごはんを炊く機械って何だっけ?」とか「パパの肌着は衣類ケースの何段目だっけ?」とか、一瞬考える時間があると、ゲームが少し難しくなって面白くなるんじゃないかなと思いまして電球

ただ、小1男子は意外と難敵。
少し文言が難しくなったくらいじゃ、すんなり見付けてしまうんですアセアセ

じゃあ、同じ隠し場所でもいつもと少し位置を変えたらどうだ!
同じ炊飯器でも、いつもは左側にメモを貼るのを後ろに貼ったらどうだ!

この作戦、ポンちゃんは最初は「え?ないよ?」なんてマゴマゴしていました。
そんな姿を見て母はシメシメなんてほくそ笑んでおりましたニヤリ

ところが、ポンちゃん。
それにもすぐに順応しちゃいまして。
位置が違うこともあると知ると、すぐに入念に探すようになりました。
さっさと10円玉を発見して、そそくさと貯金箱にイン!

え〜、つまんない!
もっとマゴマゴして欲しい!
ポンちゃんがマゴマゴしているのを見るのが楽しいのに!
我ながらひどい母ですね(笑)

もっと難しい指令を考えないといけませんね。
まあ、そんなこんなで夏休み中にポンちゃんはおこづいを300円以上ゲットすることができました。

さて、そのおこづいを彼が何に使ったかというと。
200円を注ぎ込んでガチャガチャ、それから数十円で駄菓子を買っておりました。

それにしても、今はいろんなガチャガチャがあるんですねびっくり
ポンちゃんは、スーパーで見かけて一度やってみたいと思っていたそうで。
どのガチャガチャをやるのか散々悩んだ挙げ句、食品サンプルのゼリーのガチャガチャをやっていました。

柔らかいプラスチック容器に入っていて、外から触ってもプニプニしているのがポンちゃんのお気に入りポイントでしたにやり

ビニールの上蓋を剥がしてゼリーを取り出すこともできるようでしたが、ポンちゃんは「このままが良いんよ」と言っていました。

そして、大事そうにリュックサックに入れていましたほっこり
ところが、そんな兄の気持ちを知るよしもない弟アセアセ

リュックサックからゼリーを取り出し、あろうことか勝手に上蓋を剥がし、さらには地面に落として砂まみれにした悪ガキがおりまして。
それを知ったポンちゃんは半泣きぐすん

水で砂を洗い流してあげたのですが、細かいものはどうしても取れませんでした。
蓋も開けずに大事にしていたのに。
かわいそうにタラー

でも、ポンちゃんは根っからぽや〜んとしている子。
「いいよ、またおこづい貯めてガチャガチャするし」と言っていました。

さらには「みー君にもやらしてあげたいけん、400円貯める!」なんて優しいことまで言っていました。
お、おめ〜は天使か!

いや、でもそのためにはお風呂掃除を40回しないといけない、なんてことは全然分かっていないんだろうなぁ。
本当にのんきな子ですアセアセ

おこづかいで買った駄菓子も冷蔵庫に入れっぱなしだし。
たまに思い出したように引っ張り出して食べているけれど。
なぜか冷凍庫に入れられたブラックサンダーは、きっと忘れられているんだろうな。
ママ、食べても良いかしらキョロキョロ

そんな調子でのんびりしているポンちゃん。
小学校低学年のおこづかいは平均500円くらいらしいですが、彼にはまだまだそんなお金は必要なさそうです。

そんなわけで、ウチはお手伝いのごほうび制にしてみて良かったなと思いますニコニコ

何か欲しいものが出てきたら、もっとお手伝いをしようという気にもなってくるだろうし。
こちらが一方的におこづかいを渡すのではないので、本人のやる気次第でおこづかいを増やすこともできるわけで。

それに、社会に出たら仕事の対価としてお金がもらえるので、子供のうちからそういう意識を持ってくれたら良いなとも思います。
頑張ってお金を稼いだら、その分大事に使おうという気持ちにもなるんじゃないかなと期待したり。

とはいえ、今はまだそんな意識はないんだろうなぁ。
「お風呂を洗ったら、おこづかいがもらえた!やったー!」くらいの感じです。

お店屋さんごっこをすると言って、段ボールを切り抜いてお札を作って喜んでいるポンちゃんですニコ
本当にぽや〜んとしている子です。

そんなポンちゃんですが、最近またお金を貯めてやってみたいことができたとのこと。
それは、自動販売機で「なっちゃんオレンジ」を買うことだそうです。

いつも遊びに行く公園に自動販売機があって、友達がジュースを買っているのを見たようで。
「俺もやってみたいなぁって思ったんよ」とのこと。

小学生になって「俺」なんてイキがってみても、まだ自分1人でジュースを買ったこともないんだもんなぁ。
かわいらしい奴めチュー

大人になると、自動販売機でジュースを買うなんて何ということもないけれど、ポンちゃんにとっては未知の領域なんですね。

小学1年生、これからどんどん新しいことや、やってみたいことが出てくるんだろうなぁ。
そう考えると、何だか少し羨ましいなと思う母でしたニコニコ