もうすぐ2歳になる次男みー君ですが、ついに始まってしまいました。
数ヵ月前から、何となく怪しいなぁと思ってはいました。
でも、信じたくなくて
これまでは「いや、これはイヤイヤ期じゃない。眠くて機嫌が悪いだけよ」と自分に言い聞かせてきました。
オムツを履かせてようとすると逃げていく。
着替えの時も走り去る。
でも、笑顔で走って行くので「いや、これは違うはず」と私は断固として認めていませんでした。
長男ポンちゃんの時ははっきり「イヤ!」と全身で拒絶されていた、ということもあったので。
でも、ついにイヤイヤ期の到来を認めざるを得ない事態が発生しました
先日、ポンちゃんの幼稚園のお迎えの後、少し公園で遊ばせることにしました。
この「少し」が肝心!
1日中家にいたみー君を遊ばせたいけれど、帰ってお風呂に入れてごはんを食べさせて、とっとと寝かせたい。
その寝付きをよくするために、「ちょっと」遊ばせたいという母の思惑。
でも、そんな思惑はあっさりと外されたのでありました。
「帰るよ〜」と何回か言っても砂場から動かないみー君
その「帰るよ」の声も、我ながら段々と凄みを増していきます。
それでも、動かないみー君
仕方なく強制連行!
自転車に乗せようとしましたが、男の子をあなどるなかれ!
1歳児と言えど、ものすごく力が強い
チャイルドシートの上でエビぞり状態
全身で乗車拒否です
結局、自転車に乗せることができなくて地面に下ろした途端、みー君はスタコラサッサと砂場に戻って行きました
最初の状態に逆戻りです…。
仕方なく別の手段を決行。
今度は、私とポンちゃんはもう自転車に乗って、さも「もう行きますよ」感を出してみー君のそばまで自転車で行ってみました。
ところが。
奴はちっとも気にしません。
チラッとこちらを見ただけで、また砂遊びに集中
置いて行かれるなんて考えもしていないのか、それとも単に遊びに集中していて他のことは気にならないのか。
どちらにしても、やれやれです
もうこうなると、最終手段です。
私はそっと自転車を降りました。
みー君を自転車に乗せることを一旦諦めました。
まだ砂遊びを続けていたみー君を小脇に抱え、自転車は置いたまま徒歩で近くのスーパーへ
当然みー君は泣いて暴れるけれど、そんなの構っていられません。
わたしゃワンオペなんじゃ!
さっさと帰って、2匹をお風呂に入れてごはんを食べさせて20時に寝かせたいんじゃ!
その任務を果たすのに、こんなところで出鼻をくじかれとる場合じゃないんじゃー!
というわけで、左腕でみー君を抱えながら右手でポンちゃんの手を引いて炎天下を移動
1歳児と言えど、もう米袋くらいの重さがあります。
しかもこの米袋、暴れ回るのでたちが悪い!
それでも何とかスーパーまで到着
すると、みー君はのんきなもので、さっきまで泣きわめいていたのにスーパーに着いた途端ケロッとしています
あのね、みー君。
母はあなたを抱えて歩いたおかげですっかり汗だくですよ
でも、スーパーに行ったことでみー君は気持ちの切り替えができたようでした。
買い物をして公園に戻ると、すんなり自転車に乗ってくれました
こうして何とか家に帰ることができました。
こんなことがあったので、それまでは「イヤイヤ期なんてまだのはず」と信じていた気持ちが吹っ飛んだのでした
その後、You Tubeでてぃ先生の動画をみました。
てぃ先生は現役の保育士で、子育てに役立つ動画をたくさん配信されています。
優しい雰囲気で、実際に試しやすいような子育てテクニックを教えてくれるので、てぃ先生の動画を最近よく見ています。
それで、イヤイヤ期関係の動画をいろいろ探してみました。
すると、今回の件で私はNG行動をいろいろやってしまっていたことが発覚しました
まず、「帰るよ」という声掛け。
今まで当たり前のようにやってきた声掛けでした。
でも、子供は「帰る」と言われると「もう遊べないんだ」とネガティブに受け取るそうです。
だから、帰る時も「行くよ」と声掛けをすると良いそうです
それから、帰るフリも良くないそうで
実際には子供を置いて帰るなんてことはしないのに、口では「置いて行くよ」と言う。
行動と言葉が合致していないと、子供は混乱してしまうのだそうです。
トラウマになることもあると聞いてビックリしてしまいました
てぃ先生によると、子供にも子供なりに予定があるそうです。
だから、帰る段になって急に「帰るよ」と言われても「まだやることがあるのに」となるらしいです
そのため、帰る予告をしておくと子供も心づもりができるそうで。
あー、そう言えばポンちゃんのイヤイヤ期の時は「あと滑り台を3回したら帰ろうね」とか言っていたなぁ。
4年経つと、そんなことはすっかり忘れておりました。
年長さんになったポンちゃんは、今では「これが終わったら帰ろうね」と言うだけですんなり遊びをやめるようになっていました。
そのため、私もすっかりそれに慣れきっていたんですね
いやー、あのポンちゃんも成長したもんだ!
ポンちゃんのイヤイヤ期は、思い返してもなかなかに壮絶で
ただ、この話は書くと長くなりそうなので次回にしようと思います。
とりあえず、みー君もいよいよイヤイヤ期が始まったのだと認め、改めて戦っていこうと思います