作曲とは・・・・ | jajaの秋山ッス

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今回のニューアルバム
もちろん全曲オリジナル
秋山が8曲、市村が4曲書き上げました。

僕の場合は、納得いく作品が出来るまで
終わりなき書きなおしがありました(遠い目・・・)

メロディーばかり考えていると
何が良い曲で何が良くないのか
感覚がマヒして、訳分からなくなったりしてね

最高に良い曲の定義はなんだろ・・・・・・
jajaの曲を聴いた人が「この曲最高」と思えば
その人の中では最高なのだ。

それが10人、100人1000人10000人と増えるだけなのです。
いい曲とは作り手が決める事ではなく
聴きてが決める事なのです・・・・・と以前思っておりました。

これにもう一つ付け加えさせていただくなら
jajaの一番のファンは・・・・jaja
秋山の作った曲の一番のファンは・・・秋山なのだ

jajaの曲を演奏している時
プレイヤーの僕も、もちろん存在するけど
ライブ中、楽曲を聴いている僕も居るのだ。

つまり僕が「この曲最高」と思わなければ世に出さないし
何百回も繰り返し演奏出来ない
一回目の演奏の時「あーいい曲だなー」と感動する自分が居る
1000回目の演奏する時も「やっぱり最高の曲だなー」と思う自分が居るのですよ

ニューアルバムを出すとき
一番最初に楽曲を聴く本人が居て
この曲いいーーっと思う本人が居て
初めて楽曲は世に出て行く・・・

決して聴き手に媚を売るのでは無く
あくまで自分の世界で最高の曲を
地球上の残り59億99999999人が判断して
沢山の人がたまたま「最高」と思った物が、業界で言うヒットなのだと思うよ

だけど、たとえばAというアーティストに対して
聴き手が一カ月で100人しか居なければ
「最高」と思う人も100人以内でしょ

僕らはデビュー当時からストリートやキャンペーンライブ
あらゆるステージに立って来た
これは少しでも沢山の人達に聴いて欲しいからなのだ
一カ月で10000人が聴いてくれれば
「最高」と思う人達も沢山いるでしょ

ここが他のジャズアーティストとjajaの違いなのです

あー・・・夜がすっかり秋っぽくなって来たな・・・・
早くニューアルバム聴きてーーーーーー

写真は休憩中のペンギン